【7/7】相場の宿「今日の中屋まとめ」〜次を意識する時期です〜

本日の相場もお疲れ様でした。

材料難の中、今人気を集めている銘柄は線香花火のような動きとなるものもいくつかあると見ておりますので、深追いは禁物。英国の不動産ファンド市場は5割以上が凍結された状態となっており、リーマンショックの入り口となった2007年8月のBNPパリバによるファンド解約締結を連想させる出来事として取り上げられておりますが、銀行間取引金利が高騰している訳ではないので、現段階ではあまり気にする必要は無いと判断しております。だからと言って銀行や輸出企業への積極投資が直ぐに結果に繋がる訳ではないので、銘柄選びは改めて重要となりそうです。下半期の期待としては「思ったほど悪くないな」といった水準訂正の動きです。そんな観点でエネルギー関連あたりには注目しております。日経平均15,276円24銭（前日-102円75銭）


◆本日の「動意株まとめ」

小松精練(3580)
年初来高値も視野。今期は売上は微増ながら営業利益が伸長。今週の急騰を受け日足の一目均衡表では遅行スパンが実線を抜けてきており買い転換示唆。カラ売りも溜まっておりBPSまでは期待したい。中東の民族衣装に強く、アラビア語が堪能な小池百合子関連。

テイツー(7610)
今期は待望の黒字浮上への期待が高まる。デフレの恩恵を受けやすい企業として注目されるが、来週発表される第一四半期決算のスタートにも期待が集まる。低位株ではあるが採算改善をベースとした変化率に注目。

三井物産(8031)
昨季の赤字もあり、今期に対しても疑心暗鬼。そんな株価推移ですが、上記でも触れましたが、「思ったほど悪くない」可能性に期待。時価総額が巨大なので売買代金が伸びない現状では大きな運用リターンを求めるのは酷。一つの指標としてチェック。