SBIリーシングサービス（5834）
航空機、船舶等のリース事業を対象に投資するファンドの組成・販売。
先週末に発表の2Q決算は、売上高が266億円（前年同期比＋48％）、経常利益が24.4億円（前年同期比＋51％）と増収増益。通期予想に対する進捗率は売上高が67％、経常利益は61％と順調な進捗である。多様な商品をバランス良く取り揃える商品戦略で、来期以降の販売に向けた案件の獲得も推進中のようだ。前場は窓開け上昇で一目均衡表の抵抗帯を突破し、チャートは好形に変化。

ファーストアカウンティング（5588）
大手企業向けにAIを活用した経理の自動化サービスを提供。
日本を代表するような大手企業が経理DXソリューションとして同社のAIを活用しており、マーケットシェアを拡大しつつある。生成AIの研究も進めているとのことで、事業を伸ばしていくには先行投資も必要になるため業績面の不確定要素はあるものの、売上総利益率が急速に改善しており、今12月期は期初から黒字転換している。9/22に東証グロース市場に新規上場。10/1から始まったインボイス制度関連としても注目。

エリッツホールディングス（5533）
6/27にスタンダード市場に上場。
京都・滋賀を中心に不動産仲介事業や不動産管理ソフトの販売を手掛けている。
新規顧客開拓のため、大阪や奈良へも店舗展開を開始しており、業績面でも期待のある銘柄だ。3Q時点で通期の経常利益を予想の8.8億円から9.2億円（前期は6.8億円）に4.8％上方修正し、増益率が28.8％増から34.9％増に拡大している。3期連続の過去最高益予想をさらに上乗せする形だ。チャートは2000円付近での底堅さが感じられる動き。