日経平均は30,400~30,900円のレンジを想定
週明けのNYダウは自律反発により大幅高したものの、日銀金融政策決定会合でのYCCの再修正が議論されるとの憶測から、シカゴ日経平均は大証前日比小幅安となっていることで、静かなスタートになると思われる。しかし、54%まで上昇してきた空売り比率の買い戻しが押し目買いまたは踏み上げに転じると思われ、堅調な展開が予想される。
【米国株】
ダウは4営業日ぶりに反発、ナスダックは続伸!
直近2週間で1200ドル超下げていることで自律反発の買いが幅広く入った。その後は明日からのFOMCや雇用統計等の重要経済指標を控えて、早めにショートのポジションを手仕舞う動きからショートカバーが入り、取引終了までジり高の展開となった。
・NYダウ
32,928.96(+511.37)
・ナスダック
12,789.48(+146.47)
・S&P500
4,166.82(+49.45)
・SOX指数
3,185.18(-41.91)
・CME日経平均先物
30,560.00(10/30:日経終値比-136円)
※執筆時(8:00)
-【重要指標】-
●日経平均株価
PER:14.81倍(先進国平均:約19倍)まだ割安水準
PBR: 1.26倍(先進国平均:約2.9倍)
配当利回り:2.07%
●騰落レシオ(25日):79.31% ※まだ低水準(120%以上になると過熱感が意識される)
●空売り比率:54.3% ※高水準の為、踏み上げに期待!
●日経平均ボラティリティー・インデックス:23.71(通常は20~30ポイント程度のレンジ内で推移、30ポイント接近で警戒)
-【前営業日(10/30)のおさらい】-
日経平均は反落!
先週末のNYダウが7ヶ月ぶりの安値をつけたことを受け、幅広く売られた。また決算内容が低調だった銘柄はストップ安まで売り込まれる銘柄も見られた。下げ幅は一時450円を超えた。
日経平均:30,696.96(-294.73)
TOPIX : 2,231.24(-23.41)
マザーズ: 640.94(-1.06)
東証プライム売買代金:5兆6,674億円
値上がり206/値下がり1422/変わらず27
グロース売買代金:679億円
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【今週の重要スケジュール】
10月31日(火)
日銀金融政策決定会合(2日目)
終了後、政策金利発表 ※市場予想:現状維持も
植田日銀総裁会見(15:30)
米 FOMC(1日目)
《主な決算発表》
三井物産(8031)、商船三井(9104)、デンソー(6902)、アドバンテスト(6857)、
ソシオネクスト(6526)、村田製作所(6981)、レーザーテック(6920)…など319銘柄
11月1日(水)
米 米10月ADP雇用統計(21:15) 市場予想:13.5万人増
※上回ると好景気感が強まる。
米 ISM製造業購買担当者景気指数・PMI(23:00) 市場予想:49.0
※上回ると、好景気感が拡がる。
米 FOMC(2日目)
終了後、政策金利発表
市場予想:現状維持
パウエルFRB議長 定例記者会見(27:30)
《主な決算発表》
トヨタ自(7203)、日本製鉄(5401)、ローム(6963)、京セラ(6971)…など56銘柄
11月2日(水)
《主な決算発表》
丸紅(8002)、三菱商事(8058)、住友商事(8053)、川船(9107)…など129銘柄
11月3日(金)
米 10月失業率(21:30)予想:3.8%増
10月非農業部門雇用者数 予想:前月比17.2万人増
※上回ると好景気感が強まりインフレ圧力
米 10月ISM非製造業景気指数(23:00) 予想:53.2
※上回ると好景気感が強まりインフレ圧力
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