【★日経平均見通し★】
日銀金融政策決定会合やFOMCのイベントを終え、株式市場の地合いは好転の兆しが見えてきています。3連休を控えているものの、昨日のトヨタ自の好決算や米長期金利の低下を受け、本日も堅調な展開が予想されます。

【米国株】
NYダウは3日、ナスダックは4日続伸！
朝方発表の10月ADP雇用統計、ISM製造業購買担当者景気指数・PMIともに市場予想を下回ったことから米長期金利が低下したことを好感し、幅広く買われた。注目のFOMCでは大方の予想通り政策金利の据え置きが伝えられると買い安心感が拡がり、取引終了にかけて一段高となった。

・NYダウ
33,274.58（+221.71）
・ナスダック
13,061.47（+210.23）
・S&P500
4,237.86（+44.06）
・SOX指数
3,290.95（+75.06）
・CME日経平均先物
31,910.00（11/1:日経終値比+308円）
※執筆時（8：00）


－【重要指標】－
●日経平均株価
PER：15.21倍（先進国平均：約19倍）まだ割安水準
PBR： 1.30倍（先進国平均：約2.9倍）
配当利回り：2.01％　

●騰落レシオ（25日）：86.92％　※まだ低水準（120％以上になると過熱感が意識される）
●空売り比率：40.8％
●日経平均ボラティリティー・インデックス：20.94（通常は20～30ポイント程度のレンジ内で推移、30ポイント接近で警戒）

－【前営業日（11/1）のおさらい】－
日経平均は今年2番目の上げ幅！
米国市場高や前日の日銀金融政策決定会合でのYCCの再修正を受けて、シカゴ日経平均は大幅高。また151円前半までドル円が下落していることから、値がさ株や輸出関連株を中心に幅広く買われた。またトヨタ自が場中に好決算を発表すると大引けにかけて一段高となり、高値引けとなった。

日経平均：31,601.65（+742.80）
TOPIX　 ： 2,310.68（+56.96)
マザーズ： 　642.06（-6.30）
東証プライム売買代金：4兆8,360億円
値上がり1308／値下がり328／変わらず22
グロース売買代金：747億円
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【今週の重要スケジュール】

11月2日（水）
《主な決算発表》
丸紅（8002）、三菱商事（8058）、住友商事（8053）、川船（9107）…など129銘柄

11月3日（金）
米　10月失業率（21：30）予想：3.8％増
　　10月非農業部門雇用者数　予想：前月比17.2万人増
※上回ると好景気感が強まりインフレ圧力
米　10月ISM非製造業景気指数（23：00）　予想：53.2
※上回ると好景気感が強まりインフレ圧力