昨日のプライム市場の売買代金は約4.0兆円。
※売買代金は一般的には3兆円を越えると活況と言われる。

・11月の売買代金の推移は以下

11/1：4.8兆円
11/2：4.5兆円
11/6：5.1兆円
11/7：3.9兆円
11/8：4.8兆円
11/9：4.0兆円

活況とされる3兆円を越えて来るということは、11/8のコラムで伝えたように海外投資家が積極的に仕込んでいる可能性がある。

そこで昨日、東証から発表された投資部門別の売買状況（10月30日～11月2日）を確認、海外投資家による日本の現物株の売買は、576億円の買い越し！

・海外投資家　＋　576億円（+ 594億円）　2週連続買い越し

・個人投資家 － 3868億円（+1423億円） 3週ぶり売り越し

※カッコは前週の動向

個人投資家は先月の総悲観相場からの戻りを売り、逆に海外投資家は攻めのポジション取りをした。

第2週目の売買代金も高位をキープしていることから、海外投資家は第1週に続き買い向かっている公算が高い。

東証の市場シェアの約7割を握るといわれる海外投資家動向は、日本株の方向感（トレンド）を示唆している可能性があるので参考にすることができる。

11月第1週、第2週と買い越しとなれば、年末高を見据えて買いポジションを膨らませているとみてよさそうだ。

株価が上がり始めると売買代金は増加傾向になる。

大商いの動きが今月に入ってから出てきたという変化を見逃さないと同時に、仕込む良いタイミングと考えるのは当たり前のことである。

【ほくそ笑む姿が想像できた銘柄】

10/3に「ローコスト運営で好業績銘柄」として無料紹介した、やまみ（2820）が、9日の取引終了後に24年6月1Q（7-9月）の決算を発表。

大幅な増収増益に加え、経常利益の中間期計画に対する進捗率は約69％に達していることから、業績の上ブレ期待の買いが集中してストップ高！

保有されている方、おめでとう！



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　Wのコラムで紹介した銘柄
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・ピーエス三菱（1871）
大成建設が1010円でTOB実施。
TOB価格にサヤ寄せしない気持ち悪さがあるので、一部利確が吉とみる
大幅上昇おめでとう。

・やまみ（2820）
本日、ストップ高！
紹介から1ヵ月強で32.13％上昇！
おめでとう！

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　単発スポット動向
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