国内株式概況

　 　
本日の、国内株式市場は、寄り前の外国証券経由の注文状況が、4日連続の買い越しで、本日は2000万株を超える大幅買い越しだったことから、業績が好調な内需株を物色する動きとなり、3日続伸。
ＴＯＰＩＸは好業績の内需株が中心で大幅上昇となったものの、決算内容の悪いハイテクが中心の日経平均株価は伸び悩む展開。
オプションに絡み、日経平均株価は、13500円で跳ね返される動きで、引けにはインデックスの売りもでたようだ。
ＮＴ倍率は、9.42倍と過去最低となった。

日経平均株価は、前日比、22.06円高の、13417.08円。
ＴＯＰＩＸは、前日比、16.14ポイント高の、1423.84ポイント。

業種別指数は、33業種中、30業種が上昇。
ニッセイ同和（8759）・あいおい（8761）の保険業が値上がり率1位。
りそな（8308）・三井トラスト（8309）の銀行業が同2位。
乾汽船（9113）・飯野海運（9119）の海運業が同3位。
その他金融業、石油・石炭製品、建設業も高い。

半面、大日住薬（4506）・塩野義（4506）の医薬品が値下がり率1位。
ＴＤＫ（6762）・アドバン（6857）・京セラ（6971）の電気製品が同2位。
精密機器も安い。

個別銘柄では、中間決算で赤字となったものの、これまで売り込まれておりアク抜けから、アイネス（9742）/836円（+100円）がストップ高。
業績で進ポ状況が好調だったことから、リソー教育（4714）/9110円（+960円）が大幅高。
業績の大幅上方修正で、日本プラスト（7291）/959円（+100円）もストップ高。

半面、決算発表で黒字修正も利益確定売りで、ベネ・ワン（2412）/69万円（-10万円）がストップ安。
昨日、3日連続ストップ高で3空示現の、理研グリン（9992）/660円（-63円）は大幅反落。
業績発表では、材料出尽くしから、原弘産（8894）/127万円（-11万円）、アドバン（6857）/8440円（-570円）も売られた。



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