今 日 の 国 内 相 場

米長期金利の上昇により半導体関連株中心に下落したことで、ハイテク株が軟調に推移すると思われる。しかし、昨日も33,000円の節目では、押し目買いが旺盛であったことから下値は限定的になると思われる。

本日の日経平均株価も米長期金利の上昇や147円台前半水準の円相場を背景に、弱含む展開が予想される。一方、昨日に続いて出遅れ感の強い中小型グロース株に物色の矛先が向かうと思われる。

主　 要　 指　 数

■国内指数 (12月1日)

日経平均株価　　：33,231.27（-200.24）
TOPIX　 　　 　　： 2,362.65（-19.87)
グロース250指数 ： 　713.40 （+12.65）

■海外指数

NYダウ　　　　　：36,204.44 （-41.06）
ナスダック　　　：14,185.49（-119.54）
S&P500　　　　　： 4,569.78 （-24.85）

アナリストコメント

上記の通り、NYダウは5営業日ぶりに反落。先週末に年初来高値を更新したことで、利益確定売りに押された。また米長期金利の上昇に伴い、ハイテク株中心に下落、このところ堅調だったエヌビディアやセールスフォースが売られたことで、国内の半導体株関連株も軟調な展開が想定される。

今 週 の 重 要 指 標

12月8日（金）：メジャーSQ
※12月のSQ値は11月上値を上回るものと予想
※12月SQ後に日経平均が一時調整すれば、12月終値が12月SQ値を上回る可能性アリ（12月1日　全体フォローから引用）

他に注目しておきたい指標

12月6日（水）
米　11月ISM非製造業景況指数（24：00）
※市場予想（52.3）を下回ると景気減速懸念

米　ADP雇用統計（22：15）
※市場予想　12.0万人を下回ると景気減速懸念

米　雇用統計・非農業部門雇用者数（22：30）
※市場予想　20万2000人を下回ると景気減速懸念