CDG（2487）

販促用商品が祖業。現在はマーケティング・コミュニケーションサービスの提供やセールスプロモーションの企画立案・実施、顧客の営業活動全般におけるソリューションの立案・実施などを行う。今後はインフルエンサービジネスやキャラクター商品の市場拡大に伴いリアルとWEB・デジタル領域の拡大を推進。BPO（外部委託）やアニメ業界商品化市場などもターゲットとし業務拡大を図っている。

直近決算の進捗状況としては減収減益であった。外食・食品関連では新規開拓が奏功した半面、金融・保険業界および化粧品・トイレタリー関連では前期ほどの大型案件受注が獲得できず苦戦が見られるものの業績予想に変更はないとのこと。同社グループ中期戦略である「収益力の強化」の実現に向けて引き続き事業成長を加速させる構え。AIのXENOも4四半期後の売上高利益予想を14.43％(2.9億円)増と大幅増収と分析していることからAIによるポジティブな材料も十分示されているものと見る。

株価は5/9から窓を開けての下落。100日線付近まで値を下げたタイミングで5/10には下ヒゲが大きく伸びた大陰線が示現、昨年末安値1150円を意識され下げ止まったものと見る。その後はスムーズな上昇で開けた窓を埋めつつあり、一目均衡表の雲(抵抗帯)抜けにも成功。三役好転が目前に迫っている騰勢衰えぬ状況だが、一方でRCI(順位相関指数)では9日線が100％を超え伸びが鈍化している。同指数が反落し下落し始めた場合は買われ過ぎのシグナルに警戒しつつ、まずは全戻しとなる1360円付近を無事にクリアしてくるかを見届けたいところだ。