テクマトリックス（3762）
情報インフラやアプリ開発、ネットセキュリティーや医療クラウドも展開。
前期業績は過去最高を記録し、今期も10期連続の最高益を見込む。2022年に子会社化した医療データ活用事業も着実に新規案件を獲得し、売上収益は増加している。4月にはキヤノン（7751）の子会社およびエムスリーAI社と医療AI活用のヘルスケアIT事業の協業において業務提携も発表している。足元の株価は75日線を回復し、一目均衡表の抵抗帯を突破。上値追い期待で注目。

メディアス（3154）
医療機器卸の大手。
昨日は24年6月期の業績予想を上方修正。売上高を2480億円から2600億円（前期比8.8％増）、営業利益を10億円から15億円（同20.2％減）、純利益を10億円から14億2000万円（同5.2％減）へ修正。さらに期末配当予想を14円から21円（前期22円）に増額している。消耗品の販売堅調や子会社所有の投資有価証券の売却益などが寄与する模様。前場の株価は窓開け急伸。2017年より大きな壁となっている1100円付近に接近中。週足・月足ともにゴールデンクロス。

SDSホールディングス（1711）
省エネ施設の設計や太陽光発電事業を展開。
チャートが下値サポートが期待される200日線に接近しているため注目。今期は赤字幅拡大見通し、さらに中期経営計画の数値目標の下方修正等が嫌気されているようだ。しかしながら、AI分析では営業利益予測成長率（5年）が119.54％でA評価の高判定を示している。自律反発期待から押し目を監視中。