日経平均レンジ想定:38,300~38,800円
アナリストコメント
週末の雇用統計前に注目される雇用指標の1つである4月米雇用動態調査で、労働需給の緩和が示されたことから、この日は利下げ時期の後退懸念が和らぎ、米主要3指数は揃って上昇した。
今夜の民間会社ADPによる5月雇用統計も気になるところだが、雇用が減少する悪材料は素直に景気減速=金利低下となっていることから、グロース株にはポジティブと捉える向きから米株式市場は強弱入り混じってきています。
東京市場も前日の米ISM製造業景況指数が市場予想を下回ったこと、また日銀による長期国債の買い入れ減額が意識されたことで、為替市場では円が上昇、日経平均株価の重しになりました。ただ、このところ米経済指標に景気減速感が見られていることで、国内長期金利も低下していることから、昨日と同様に小型成長株の巻き返しに期待したい。
主 要 指 数
■国内指数
日経平均株価 :38,837.46(-85.57)
TOPIX : 2,787.48(-10.59)
グロース250指数 : 631.29(+14.63)
■海外指数
NYダ ウ :38,771.29(+140.26)
ナスダック :16,857.05(+ 28.38)
S&P 500 : 5,291.34(+ 7.94)
今 週 の 重 要 指 標
6月5日(水)
米 5月ADP雇用統計(前月比)
市場予想:17.5万人
※市場予想を上回るとインフレ懸念から金利上昇
米 5月ISM非製造業景気指数
市場予想:50.7
※市場予想を下回ると、先行き景気減速懸念
6月6日(木)
EU 政策金利
市場予想:4.5%→4.25%へ
※欧州市場は景気下支えで株高材料
6月7日(金)
米 5月雇用統計
市場予想:17.5万人
※市場予想を上回るとインフレ懸念から金利上昇
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