アナリストコメント

米・テスラの4-6月期販売台数は前年を下回ったものの、アナリストの市場予想を下回ったことで見直し買いから大幅高となった。その勢いは他のハイテク株にも波及し、ナスダック指数とS&Ｐ500指数は共に終値ベースで最高値を更新するなど、米主要3指数は揃って続伸となった。

前日に日経平均株価が4万円の大台に届かなかったことで、上値の重さが確認されたことから、朝方こそ弱含んで始まった東京市場だったものの、この日も銀行、保険の金融株や商社株等のバリュー株中心に物色された。日経平均株価は4万円台を回復、またTOPIXは連日でバブル崩壊後の高値を更新した。

米国市場は、4日は独立記念日により休場、また前日も半日立会いとなることから、東京市場でも個別材料株の急伸時には、利確を早めていきたい。

主　 要　 指　 数

■国内指数

日経平均株価　　：40,074.69（+443.63）
TOPIX　 　　 　 ： 2,856.62（+ 32.34)
グロース250指数 ： 　646.04（- 3.16）

■海外指数

ＮＹダ　ウ　　　：39,331.85（+162.33）
ナスダック　　　：18,028.76（+149.46)
Ｓ＆Ｐ 500　　　： 5,509.01（+ 33.92)

今 週 の 重 要 指 標

7月3日（水）
米　6月ADP雇用統計
市場予想：15.8万人
※市場予想を下回ると、景気減速懸念も金利低下
米　6月ISM非製造業景況指数
市場予想：52.0
※市場予想を下回れば、景気鈍化懸念
米　FOMC議事要旨（6月分）
7月4日（木）
米　休場（独立記念日）
7月5日（金）
米　6月雇用統計
市場予想：18.5万人
※市場予想を下回ると、景気減速懸念も金利低下
米　平均時給（前月比）
市場予想：+0.3％
※市場予想を上回ると、インフレ高懸念




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