アナリストコメント

明日の独立記念日を前に、半日立会いだったことで市場参加者は少ない中、民間版の雇用指標やISM非製造業景況指数が市場予想を下回ったことで、米長期金利が低下した。ダウは、明日の独立記念日を前に利確売りに3営業日ぶりの小安く終わったものの、ナスダック指数とS&Ｐ500指数は3日続伸、この日も最高値を更新した。

2日に4万円の大台を回復した東京市場は、ナスダックとS&P500指数が共に最高値を更新したことで、主力である値がさの半導体関連株や電子部品株を中心に軒並み上昇、日経平均株価は4日続伸となった。前日まで賑わっていた銀行、商社株が一服する中、日本株市場は再び日経平均株価、TOPIXとも史上最高値を射程圏内に捉えたと見る向きが多いが、主力株の上値が重くなる場面では、上手く循環物色も効いており、引き続き出遅れている業種、銘柄への積極的な押し目買いが期待される。

主　 要　 指　 数

■国内指数

日経平均株価　　：40,580.76（+506.07）
TOPIX　 　　 　 ： 2,872.18（+ 15.56)
グロース250指数 ： 　653.03（+ 6.99）

■海外指数

ＮＹダ　ウ　　　：39,308.00（- 23.85）
ナスダック　　　：18,188.30（+159.54)
Ｓ＆Ｐ 500　　　： 5,537.02（+ 28.01)

今 週 の 重 要 指 標

7月4日（木）
米　休場（独立記念日）
7月5日（金）
米　6月雇用統計
市場予想：18.5万人
※市場予想を下回ると、景気減速懸念も金利低下
米　平均時給（前月比）
市場予想：+0.3％
※市場予想を上回ると、インフレ高止まり懸念





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