アナリストコメント

米国株市場は主要3指数高。特にハイテク・グロース株で構成されるナスダック総合指数は大幅高となり、この流れは国内株市場にも引き継がれるだろう。故にグロース250指数の反発が期待できると読む。

注目の米大統領選は、「ほぼトラ」のシナリオが支持されつつあり、先行き不透明感の払拭から国内でも再び買い機運が高まりそうだ。値がさの半導体株は景気に敏感であることから、未だ警戒が必要と見るが、他の中小型株などに資金が循環してくると読む。

昨日の日経平均株価は終値ベースで節目4万円を割り込む。取引時間中に一時は400円を超える下げがあったものの、時間外取引(夜間)では300円以上の上昇が見られ、リバウンドに期待したい。外為市場では急激な円安が解消されつつあったが、再びドル円は160円台に向かいつつある。下げていた円安メリット銘柄の反発も見込まれる。

主　 要　 指　 数

■国内指数

日経平均株価　　：39599.00（-1.16％）▲
TOPIX　 　　 　 ：2827.53 （-1.16％) ▲
グロース250指数 ：657.25 （-2.73％）▲

■海外指数

NYダウ　　　 ：40415.44（+0.32％）
ナスダック　　　：18007.57（+1.58％）
S＆P500　　　　 ：5564.41 （+1.07％)
SOX指数　　　　 ：5477.83 （+4.00％）

今 週 の 重 要 指 標

2024年7月24日 水曜日

米　PMI購買担当者景気指数 (7月)
弱い数値が確認できれば株高の材料になりやすそうだ。


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