室町ケミカル（4885）
医薬品原薬や健康食品の製造。水処理化学品事業も展開。
7/12に発表の前期業績は経常利益が前の期比22.3％増の4.2億円で着地。今期は前期比0.5％増の4.3億円と横ばいだが、2期連続で過去最高益を見込む。また、前期の年間配当を19円から22円（前の期は19円）に増額し、今期も前期比3円増の25円の増配を計画。イオン交換樹脂の売上が好調なほか、医薬品事業で取引量が増加している模様。日足はゴールデンクロスで週足も一目均衡表の抵抗帯を突破。

WASHハウス（6537）
九州地盤で遠隔管理のコインランドリーを運営。
先日は新たに開発したオリジナル洗濯機・乾燥機を発表。アプリと連動可能なタッチパネルモニター搭載で、企業広告を流すことで将来的に広告収入によるコインランドリーの無償化を目指すという画期的なアイディア。さらに前週末には10月下旬からコンテナ事業への新規参入も発表。コンテナ型セルフランドリー店舗の展開や、コンテナ型ホテルの供給でストック型の新たな収入基盤構築を図るとのこと。コロナ禍で大打撃を受けたが、前期で小幅ながらようやく黒字転換。今期はさらに拡大見込み。株価は昨日のストップ高から本日前場は利確売り優勢。

JSH（150A）
九州で障害者雇用支援の農園事業を展開。訪問診療・看護サービスなども。
3月に東証グロース市場に新規上場。5月に発表の前期決算は過去最高売上と営業益を記録。今期も過去最高益更新を見込む。障がい者の法定雇用率は2024年4月に2.3％から2.5％に引き上げられ、2026年7月には2.7％への引き上げが決定している。今後は幅広い企業で障がい者雇用が拡大する流れが期待される。特に地方は会社自体が少なく採用に対する需要が生まれ難いが、これを農園サービスで補うことで地方在住の障がい者を紹介し就労に結び付けている。足元のチャートはカップウィズハンドルの様相で上値追い期待。


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