ヤスハラケミカル（4957）
国内唯一の天然油テルペン化学品メーカー。
昨日発表の1Q決算は、営業損益が4億1000万円の黒字（前年同期は5700万円の赤字）で着地。上期計画の4億4800万円に対する進捗率は91.5％に達している。高付加価値製品の開発や国内外の新規顧客の開拓に積極的に取り組んだ結果、販売拡大に成功したようだ。前場の株価は窓開け急騰の逆行高。2017年来の高値900円台が視野に入ってきた。板が薄いため乱高下には注意が必要。

愛三工業（7283）
トヨタ系の自動車部品メーカー。
7/30に通期業績予想及び配当予想の修正を発表。2025年3月期の営業利益を160億円から190億円に増額し、最高益の前期から＋23％に拡大する見込み。為替前提を通期見通し1ドル140円から148円（第2四半期以降145円）に見直したほか、自動車部品の販売数量や収益改善が予想を上回ったようだ。さらに今期年間配当も計画の56円から7円増額し、63円を見込む。株価は昨日の大幅高から本日前場は微調整の様相。

ハイパー（3054）
法人向けパソコン販売やアスクル代理店等。
7/30に2Q累計の業績予想と通期業績予想の上方修正を発表。Windows10のサポート終了に伴うWindows11搭載機への入れ替え需要が増加しITサービス事業が堅調。経費削減効果や、一部の経費が3Q以降に先送りになったことで2Q売上高、利益ともに予想を上回る結果となったようだ。株価は昨日のストップ高から本日前場は売り優勢。地合いに連れ安した売りが一巡した後、見直し買いの動きに注目したい。


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