此の銘柄は暴落相場でも強かった
先客万来!よくぞ参った!其方の来訪、心から嬉しく思うぞ。
国内相場が荒れ模様の台風到来のような状況である昨今。
本日はちと趣向を変えて海外に本社があったりする変わり種の単上場外国会社、また海外に拠点を持つ企業を取り上げようぞ
単独上場外国会社は、暴落相場に於いても、国内企業とは異なる動きを示す可能性がある。
此れは、業績の連動性が低いことや、為替変動の影響を受けやすい事などが要因として考えられよう。
また、個人的な私見を述べさせていただくと、急落で一挙に引き上げた外国人投資家の視界に入っておらずその類の影響は少ないとも推測できる。
また、新興国企業は国内経済が比較的安定している場合、他国が急激な暴落相場においても堅調な業績を維持できる芽もあろうな。
円安が進行している場合、円建てで見た際の収益が拡大し、株価を支える要因となることも考えられる。
然しながら、個々の企業の業績や世界規模の経済状況によって、その影響は大きく異なるため、一概に利益があるとは言いきれぬ点は留意致すように。
既に紹介したものではマレーシアの巨大企業でありニセコビレッジの経営を行うYTL(1773)があろう。こちらは4/12に紹介済みである。
単独上場外国企業への投資は、近年、国内投資家の密かな注目を集めていると見ておる。拙者も興味深く偵察しておるぞ。
其の魅力は、多角的な視点から考察できるであろう。
まず、世界規模な成長機会への接触が容易である点が挙げられよう。新興国の成長著しい企業や、特定の技術分野で革新的な製品・サービスを提供する企業など、国内市場では得られない多様な投資機会が存在する。
此れ等の企業への投資は、金融資産の組み合わせの多様化を図り、危機分散効果を高める上で有効な手段と成り得ろう。
次に、日本企業との差異の観点から、単独上場外国企業への投資の魅力を思案してみようぞ。
海外企業は、独自の経営文化や技術力、そして世界規模の流通網・情報網等を有している場合が多く、日本企業との差別化を図る事も出来よう。
特に、先端技術分野や新興市場に於(お)いては、海外企業が日本企業よりも競争優位性を有している事例も少なくない。
更に、為替変動による見返りがある事例も視野に入れたい。海外企業への投資は、円高・円安といった為替変動の影響を受ける。
為替相場の動きを的確に予測することは困難ではあるが、長期的な視点で見れば、為替変動が投資の見返りの好材料として働く可能性も十分にある。
但し、単独上場外国企業への投資には、特有の危険性も伴う。情報収集の難しさ、言語や文化の違いによる意思疎通の障壁、政治不安や経済的懸念など、国内企業への投資に比べて危険性が高い事例も考えられような。
以上のように、単独上場外国企業への投資は、魅力的な側面と同時に、危険性も孕んでいる。投資に際しては、各企業の財務状況や事業内容を十分に分析し、危機管理の許容度を考慮した上で慎重な判断を行うことが重要である。
喩えばこんな銘柄があろう。
YCPホールディングス(9257)シンガポールに本社のコンサル。2021年2月にYCP Solidianceが米Vault社の2021年アジア太平洋地域トップコンサルティングファームランキングで11位となった。
ビートHLDGSリミテッド(9399)
香港に本社の投資会社。主に金融情報およびサービスの提供に従事しておるな。令和甲辰の変でも不動の構え。恐れ入ったぞ。
オムニ・プラス・システム・リミテッド (7699)
東証に初めて上場したシンガポール企業。エンジニアリング・プラスチックの流通事業と、樹脂コンパウンドの開発・製造事業を行っておる。
などである。
では此処でアーネスト・ヘミングウェイ曰く※1
「世界は美しい。戦う価値がある」
原文 「The world is a fine place and worth fighting」
結論として、単独上場外国企業への投資は世界的な成長機会への接触機会、日本企業との差別化、為替変動による見返りなど、多様な魅力を備えておると考える事もできる。
しかし、同時に情報収集の難しさや政治懸念など、特有の危険性も存在しよう。
斯様(かよう)な側面を総合的に勘案し、自らの投資目的や危機管理の許容度に見合った投資を行うべきであろうな。
こんな銘柄もあるのだと頭の片隅に入れておいていただければ幸いである。
~ 言の駿馬で次回も駆けて参ろうぞ ~
アスナのおまけ註釈
※1アーネスト・ヘミングウェイ=18999~1961 米国出身の小説家、詩人。独創的かつシンプルな作風に、冒険のような生活やイメージが相まって20世紀の文学に大きな影響を与える。代表作に「武器よさらば」「日はまた登る」など。
令和甲辰の乱=アスナ命名の2024(令和6年)の日本株式市場の歴史的な高騰、急下落、急激な持ち直しなどの一連の動乱……と定義しているとの事。変は世の中が変わる、乱は世が乱れるだけ、よって乱と呼称。
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アスナの偵察中銘柄
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YCPホールディングス(9257)
ビートHLDGSリミテッド(9399)
オムニ・プラス・システム・リミテッド (7699)
※アスナが取り上げているのはあくまでも【紹介】であり推奨ではありません。株価の上昇を約束するものではなく、投資の最終的なご判断は自らの責任でお願い致します。
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偵察中銘柄の戦況伝達
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☆リベルタ(4935)
7/2より偵察中
上昇率220.83%(株価3.2倍)
紹介後僅か約一週間での急騰。その後怒涛の4連続ストップ高(一時も含む)。
先読みの天才、女株将軍の本領発揮であるぞ。
☆POSTPRIME(198A)
6/13より偵察中
上昇率217.11%(株価3.17倍)
新規公開(IPO)銘柄。破竹の勢いで連騰、既に紹介時から株価約3倍を達成。
当寄稿欄を信じて利益を得た者は笑いが止まらぬであろうな。
☆倉元製作所(5216)
4/29より偵察中
上昇率174.17%(株価2.74倍)
紹介から株価約2.7倍超え。此れこそ兵法投資術の賜物である。
今後も信じてついて参れよ。
☆タカキュー(8166)
6/7より偵察中
上昇率118.48%(株価2.18倍)
紹介時より株価約2倍達成。
ふふふ、拙者の先読み力に畏怖の念を抱くべし。
∇サンリオ(8136)hot!
5/28より偵察中
上昇率52.09%
悪地合いの中でも比較的乱れの少ない、名将に率いられた軍のような値動き。天晴れである、
∇MonotaRo(3064)hot!
5/27より偵察中
上昇率51.03%
先週末は孤軍奮闘、気を吐く展開。さて高値圏に踏み止まるか高値を追うかに注目であるな。
∇グッドライフカンパニー(2970)NEW!
8/6より偵察中
上昇率21.53%
福岡、熊本を地盤とした不動産マネジメント企業。業績の堅調さ、そして此の結果。予想通りであるな、ふふふ。
∇やまみ(2820))NEW!
7/1より偵察中
上昇率22.19%
豆腐と豆腐関連製品の製造販売。中国地方に基盤を持つ。8/8決算では営業利益は前年比で100%増と快調であった。推察通りであるな。
(紹介時からの高値騰落率で表示。執筆時点)
【一騎騰千、利食い千人力であるぞ】
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