株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

(一社) 人工知能学会:18801(公社)日本証券アナリスト協会:01159

あすなろ投資顧問

2024-08-28 09:00:00

女株将軍アスナの「我に続け」

次に騰がると【推定】できる銘柄はこれである



先客万来!よくぞ参った!そなたの来訪、心から嬉しく思うぞ。

先日推し株として紹介いたしたリベロ(9245)であるが一つ追加して申しあげておきたい。

個人的な推し点は引越しネットワークによる災害支援を(引越しプラットフォームである)「HAKOPLA」で取り組んでおる所である。全国150社の引越し会社同士の連携となれば、民間企業における災害支援と言う視点で面白く感じておる。

内容として同社によれば引越し会社の各拠点の倉庫・スペースの提供、引越し会社各拠点間の支援物資の運搬協力、各拠点から避難所への物資の運搬協力、支援物資の収集・保管・提供などがあるとのこと。

これは台風など、自然災害が今後も続くことが予測される昨今では中々興味深い事業ではなかろうか。

【閑話休題】

時にそなたらはフェルミ推定というものをご存じであろうか?これは様々な物の推察に役立つ手法であり、無論、投資にも役立つものであるぞ。

フェルミ推定とは、物理学者でノーベル物理学賞を受賞したエンリコ・フェルミ※1 に由来する概算方法であろう。
正確なデータがなくても、論理的な思考と身近な知識を使って、ある量の概算値を短時間で求める手法のことと考えられような。

例えば、「地球上に億り人は何人いるか?」といった一見答えの出しにくい問いに対して、様々な要素を組み合わせて推定するものであるな。

喩えとして、こたびはフェルミ推定を用いて、今後発展し将来性があると思われる業種を推察して参ろうではないか。

では先ずフェルミ推定に必要な基本数字を挙げようぞ。

総人口: 約1億2500万人
世帯数: 約5000万世帯
高齢化率: 約30%
出生率: 1.3%前後
都市部人口: 約70%
平均寿命: 男性約81歳、女性約87歳
労働人口: 約6900万人(平均)
就業率: 約60%
1人当たりのGDP: 約5万円/月

など。

おおよそで見積もったものなので多少の誤差はご容赦願いたい。

日本に経済おいて深刻な問題の中から、特に今後避けられぬであろう問題を「少子高齢化社会」といたそう。そして、まずその高齢化社会で注目できるものを考える。

日本の少子高齢化問題を背景に、医療・介護分野における人手不足が深刻化しておる。

このような状況下では【遠隔医療】は医師不足の地域への医療提供を可能にし【共有経済(シェアリングエコノミー)】は医療機器の効率的な利用を促進することで、これらの課題解決に貢献するであろう。

上掲の理由から

①遠隔医療
②共有経済(シェアリングエコノミー)

は今後ますます発展すると拙者は見ておるのだ。

ではここから遠隔医療と共有経済(シェアリングエコノミー)のフェルミ推定による分析をいたそうか。

まずは遠隔医療である

対象者は仮に75歳以上の高齢者人口を対象とする。
サービス内容: オンライン診療、遠隔モニタリング、健康相談など。
利用率: 高齢者の30%が遠隔医療サービスを利用すると仮定。
1回の診療費用: 平均5,000円/回。
月当たりの利用回数: 平均2回/月。

75歳以上の人口: 総人口の約15%と仮定すると、12500万人×15%=1875万人
遠隔医療利用者数: 1875万人 × 30% = 562.5万人
月間利用回数: 562.5万人 × 2回/月 = 1125万回
月間売上: 1125万回 × 5,000円/回 = 562.5億円

つまり月間売上562.5億円産業。年間約6750億円となると回転寿司業界に近い数字である。

潜在的な市場規模として上記の計算では、利用率を30%と仮定いたしたが、技術の進歩や普及に伴い、利用率はさらに上昇する可能性がある。
5Gの普及やAIの活用により、より高度な遠隔医療サービスが提供されるようになるであろう。
課題はインターネット環境の整備、医療情報のセキュリティ、医師の不足などが挙げられよう。

次に共有経済であるな。

対象サービス: カーシェアリング、民泊、シェアオフィスなど。
利用者: 20代から40代の都市部在住者を対象とする。
利用頻度: 月に1回利用すると仮定。
1回あたりの利用料金: カーシェアリングを例に、1時間あたり2,000円と仮定。

対象となる年齢層の人口は総人口の約30%と仮定すると、12500万人×30%=3750万人
利用者数は3750万人のうち、都市部在住者の半数が利用すると仮定すると、
3750万人×50%=1875万人
月間利用回数は 1875万人×1回/月=1875万回
月間売上はカーシェアリングのみを考えると、1875万回×2,000円/回=375億円と推測できる。

つまり月間売上375億円の産業であると推定できような。

共有経済は、カーシェアリング以外にも、民泊、シェアオフィスなど、多様なサービスが存在する。サブスクリプションモデルとの連携や、地域コミュニティとの連携などが進むであろう。

ではお待ちかね。それぞれの関連銘柄を探って参ろう。

遠隔作業支援を行い、オンライン診療用防音空間を開発するブイキューブ(3681)、医療用画像の遠隔診断を行う遠隔画像診断サービス事業を行うレオクラン(7681)などがある。また、オンライン診療のプラットフォーム開発のオプティム(3694)なんかも面白いであろう。

共有経済関連だと住宅や会議室などの空きスペースのマッチングサービスを展開するスペースマーケット(4487)や、駐車場やカーシェアリングの「タイムズ」を運営するパーク24(4666)などがあろう。月額性の洋服レンタルである「エアークローゼット」を運営するエアークローゼット(9557)なども興味深いところである。

いかがであっただろうか?

フェルミ推定はあくまで概算であり、実際の市場規模とは異なる可能性がある。
前提条件によっても結果は大きく変わる。
あくまでも参考として、その他の要因も各種考慮する必要がある事を忘れぬようにな。

~ 言の駿馬で次回も駆けて参ろうぞ ~

※1 エンリコ・フェルミ=1901~1954 イタリアの物理学者。統計力学、量子力学、原子核物理学などに多大な貢献。中性子による人工核変換の実験で知られ、ノーベル物理学賞を受賞。マンハッタン計画にも参加し、原子爆弾開発に携わった。フェルミパラドックスの提唱者としても有名。

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 アスナの偵察中銘柄
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リベロ(9245)

ブイキューブ(3681)
レオクラン(7681)
オプティム(3694)
スペースマーケット(4487)
パーク24(4666)
エアークローゼット(9557)


※アスナが取り上げているのはあくまでも【紹介】であり推奨ではありません。株価の上昇を約束するものではなく、投資の最終的なご判断は自らの責任でお願い致します。

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 偵察中銘柄の戦況伝達
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☆リベルタ(4935)
7/2より偵察中
上昇率220.83%(株価3.2倍)
紹介後わずか約一週間での急騰。その後怒涛の4連続ストップ高(一時も含む)。
先読みの天才、女株将軍の本領発揮であるぞ。

☆POSTPRIME(198A)
6/13より偵察中
上昇率217.11%(株価3.17倍)
新規公開(IPO)銘柄。破竹の勢いで連騰、既に紹介時から株価約3倍を達成。
当コラムを信じて利益を得た者は笑いが止まらぬであろうな。

☆倉元製作所(5216)
4/29より偵察中
上昇率174.17%(株価2.74倍)
紹介から株価約2.7倍超え。これこそ兵法投資術の賜物(たまもの)である。
今後も信じてついて参れよ。

☆タカキュー(8166)
6/7より偵察中
上昇率118.48%(株価2.18倍)
紹介時より株価約2倍達成。
ふふふ、拙者の先読み力に畏怖(いふ)の念を抱くべし。

☆Japan Eyewear Holdings(5889)hot!
5/5より偵察中
上昇率103..45%
いよいよ紹介時から2倍越えとなった。上手く乗れた者は褒めて遣わそうぞ!

∇JBCCホールディングス(9889)NEW!
6/14より偵察中
上昇率36.70%
上値はまだ軽いか。節目4500円が意識されるかに着目しておるぞ。

∇ラクスル(4384)NEW!
6/10より偵察中
35.56上昇率%
ネット印刷仲介の「ラクスル」を運営。本日10連騰を賭けた戦い。年初来高値をどこまで追えるのかに着目であるな。

(紹介時からの高値騰落率で表示。執筆時点)

【一騎騰千、利食い千人力であるぞ】

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