中央魚類（8030）
水産荷受けの大手。豊洲の取扱金額はトップクラス。ニッスイが大手荷主。
直近1Q決算は経常利益が前年同期比71.4％増の13億2000万円と大幅増益。通期計画に対する進捗率は既に47％で、業績上振れ期待が浮上。また、次期総裁候補の石破氏は水産総合調査会の会長、小泉進次郎氏は海業振興勉強会の座長で海業推進。水産関連は要監視。

WOLVES HAND（194A）
6月に東証グロースに新規上場した日本最大の動物病院グループ。一次診療から高度医療まで対応。医療用機械器具の製造販売も。
業績は設立以降連続で増収増益、過去最高を記録中。今期は高度医療の症例増加による既存病院の収益性向上と自社開院と事業承継・M&Aを両輪で推進することで10％以上の売上成長を計画している。先週は、リキッドバイオプシー活用のがん早期発見にかかる研究について、同社の先端医療研究所で治験を開始したことを発表。業績と併せて治験進捗にも期待がかかる。株価は暴落前の水準を回復。

ハイブリッドテクノロジーズ（4260）
企業のソフト開発の専属支援やベトナムIT人材活用事業など。
8/14発表の3Q累計(23年10月～24年6月)決算で、売上収益は通期業績予想に対し72％の進捗、営業利益は68％の進捗。また、7/16に子会社化したドコドア社は安定的に売上成長を実現しており、今期は大幅な営業利益成長が見込まれている。子会社化に伴う連結業績への取り込みは2024年7月以降とのこと。株価は暴落後の半値戻しを達成後に再調整。押し目は注目しておきたい。