ウォンテッドリー（3991）
ビジネスSNS「ウォンテッドリー」を運営。
顧客単価の改善によりストック収益が堅調に増加しており、3Q売上高は11億8800万円（前四半期比+2.6％）と増収基調に回復。今期業績は前期に続いて過去最高益更新見込み。ただ、前期に比べ増益幅が低い予想となっていることが株価浮上に繋がらないようで安値圏を推移中。信用買い残が減少しているため、2番底の様相となればリバウンド相場が期待されると見て押し目を監視。有名大口投資家のG氏が大量保有中。

カウリス（153A）
3月に東証グロース市場に新規上場。金融機関などのクラウド型不正アクセス検知サービスを提供。
2Q累計売上高は5億8400万円（前年同期比26.7％増）、営業利益は1億9500万円（同54.8％増）と大幅増収益で着地。進捗率の観点から株価への反応は限定的だったようだ。また、このほど金融庁は、昨今多様化する特殊詐欺等の犯罪に対峙するため、マネーロンダリング（資金洗浄）対策を強化し、全国の金融機関に資金の出入りの監視強化を要請する方針。同銘柄には追い風が吹くと見て注目。

農業総合研究所（3541）
野菜・果物の全国生産者と提携し、直売事業を展開。
9/3にNTT（9432）傘下のNTTアグリテクノロジーと資本業務提携を発表。農産物の高付加価値化やフードロス削減に資する規格外野菜を活用し、食品加工品の開発・販売を行う。また、農産物の流通量及び販売価格の適正化を実現するため、ビッグデータ活用のAI需要予測システムの共同開発も行う模様。足元の米不足問題等を受け、同社には追い風が吹きそうだ。今期の営業利益は2.2倍増を計画。前場の株価は上昇一服。