国内株式概況

　 　
本日の国内株式市場は、寄り前の外国証券経由の注文状況が2日連続の大幅買い越しだった
ことで主力銘柄を中心に高く始まった。その後は、円安傾向を好感し出遅れ感のある輸出関連
やハイテク銘柄が物色された。ただ、急ピッチな上昇に対する警戒感や週半ばに祝日が控えて
いることから、指数は伸び悩む展開。
日経平均株価は、ザラバ・終値とも年初来高値を更新し4日続伸。
一方、ＴＯＰＩＸはザラバでは年初来高値を更新したものの、終値は4日ぶりの反落。

（指数）
日経平均株価：14680.43円（+57.31円）
ＴＯＰＩＸ　： 1527.58P （-4.09P）

（業種）
業種別指数は、33業種中、15業種が上昇。

値上がり率1位・・・非鉄金属
同和鉱業（5714）、東邦ﾁﾀﾆｳﾑ（5727）、三菱伸銅（5771）。
値上がり率2位・・・電気製品
ＧＳﾕｱｻ（6674）、ＮＥＣ（6701）、アルチザ（6778）。
値上がり率3位・・・金属製品
文化ｼｬｯﾀｰ（5930）、住生活Ｇ（5938）、日立機材（9922）。
その他・・・精密機器、機械、繊維製品など。

値下がり率1位・・・保険業
三井住友海上（8752）、ニッセイ同和（8759）、ｳｪﾌﾞｸﾙｰ（8767）。
値下がり率2位・・・鉱業
帝国石油（1601）、国際石油開発（1604）、石油資源開発（1662）。
値下がり率3位・・・不動産業
三井不動産（8801）、三菱地所（8802）、住友不動産（8830）。
その他・・・銀行業、証券・商品先物、空運業など。

（個別銘柄）
＜上昇＞
日本ＥＲＩ（2419）/667,000円（+100,000円）・・・構造計画書の偽造問題で確認検査業務の拡大期待。
新日本無線（6911）/939円（+100円）・・・村上ﾌｧﾝﾄﾞが1株・900円でＴＯＢを公示・公告。
カイノス（4556）/737円（+92円）・・・ｲﾝﾌﾙｴﾝｻﾞ簡易試薬の売上目標が大幅増加。
ﾅｶﾉﾌﾄﾞｰ建設（1827）/364円（+80円）・・・先週末、9月中間期連結決算の上方修正を発表。
ヤマウラ（1780）/417円（+80円）・・・本日発売の「週間ポスト」に割安株として取り上げられた。

＜下落＞
シノケン（8909）/440,000円（-50,000円）・・・耐震強度偽造問題を嫌気。
ｳｴﾌﾞｸﾙｰ（8767）/288,000円（-38,000円）・・・ﾄﾗﾝｽｺｽﾓｽ（9715）から第三者割当増資の差し止め申請。
ﾍﾟｲﾝﾄﾊｳｽ（1731）/1,227円（-200）・・・筆頭株主に割り当てる予定だった、新株予約権発行を中止。
日特建設（1929）/232円（-58円）・・・中間・通期とも業績を大幅減額修正、減資と優先株増資。
ﾋﾞｰｲﾝｸﾞ（4734）/340円（-42円）・・・業績見通し、中間・通期とも赤字転落、下方修正。



[投資顧問契約に係るリスクについて]
ホームページ上、メール上での提供情報はあくまでも情報の提供であり、売買指示ではございません。実際の投資商品の売買におきましては、自己資金枠等を十分考慮した上、ご自身の判断・責任のもとご利用下さいませ。情報内容に関しては万全を期しておりますが、正確性及び安全性を保証するものではありません。提供する情報に基づき利用者の皆様が判断し投資した結果については、一切の責任を負いかねますので予めご了承下さい。
国内上場有価証券等には株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況（財務・経営状況を含む）の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ（元本欠損リスク）、または元本を超過する損失を生ずるおそれ（元本超過損リスク）があります。 信用取引を行う場合は、信用取引の額が当該取引等についてお客様の差入れた委託保証金または証拠金の額（以下「委託保証金等の額」といいます）を上回る場合があると共に、対象となる有価証券の価格または指標等の変動により損失の額がお客様の差入れた委託保証金等の額を上回るおそれ（元本超過損リスク）があります。手数料等およびリスク等については、当該商品等の契約締結前交付書面やお客様向け資料等をよくお読みください。