自分の銘柄だけ「戻らない」って思ってる方へ
▲目がビー玉のような子猫のリジー
おはようございます。
10/31に本欄でご紹介したIDホールディングス(4709)が急騰しとるね。
業績予想の上方修正を発表したようで、買いが集まる集まる……。
資金が集まる集まる……。そして気づいたら時すでに遅し……とならないように、ひとまず買いは控え様子見するのが宜しいだろう。
今から買うと、どちらかというと副作用(デメリット)の方が多い気がする。
僭越ながら、この株ドクターが申し上げているので、本当に買わないように!
今後もこれくらい超短時間作用系の銘柄(処方箋)をご紹介しますから……。
さて、昨日の米主要3指数は仲良く揃って下落(特にナスダック……)、恐怖指数と呼ばれるVIX指数は+13.80%。
VIXの参照指数はS&P500指数で、昨日の下落で変動率が上昇したから単にVIX指数も上昇したのだろう。
米景気そのものに将来的な懸念は見られないし、中長期的に低位安定してくると思われる。
将来を織り込んだ米政策金利と目されるFedWatchは1カ月後も2カ月後も25bps(0.25%)の下げが予想されているが、失業率がNAIRUの範疇(≒自然失業率)なら下げなくてもインフレは加速しない。
足元のNAIRUは概ね4.1~6%、あるいは5%前後だろう。
さて物価が上がれば転職市場が潤い家計は実質賃金の上昇を求める。
ただ家計はある程度の貯蓄(もしくは金融商品)が無ければ購買行動に走らないため、ひとまずモノの需要が減少し、均衡価格(売買価格)は下がる。
これは先欄でもお話した事ではあるが、急激なインフレによる緊縮、米株安、ひいては日本株安といったシナリオは当然考えられにくい。
まあ、「インフレは一時的」と失言をかまし(確かに、これは教科書通りの回答ではある)額の汗を拭くためのハンカチを探すほど、今般のFRBは金融政策の舵取りを焦る必要はないだろうし、変動率が大幅に上昇し、投資家を恐怖に陥れる事も無さそう。
ただ、米マイクロソフトの成長率が嫌気され、連動で半導体のエヌビディアやAMDが大量に売られたことから、国内外のハイテク株は一時的な下げに見舞われそうだ。
今後は、大規模な設備投資・研究開発を行った人工知能(AI)がいかに生活やビジネスに貢献するか、そして業績の数値として表れるか見極めよう(マイクロソフトはクラウド事業の低成長率が嫌気された模様)。
グロース250指数は幸い、節目の600以上で動いており、日銀の10年債利回りも低下ぎみ。
日銀は買い過ぎた国債購入の減額と、市場放出を目指しているため、長期的に金利は上がりやすい状態と言えるが、国債価格に値ごろ感が出てくるため、設備投資を行いたい企業や長期運用主体の生損保は割引債を中心に積極的に買うだろう。
故に金利低下圧力が生じ、グロース企業も成長しやすくなろう。
様々な要因を細かく因数分解すれば、上げ下げなど大したことないのだが、いずれにしても株高は続く公算が大きいことを示唆していると言えよう。
このような長年も構築されてきたファンダメンタルズのルールを、たった一度の米大統領選という政治イベントが崩すだろうか?
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さて、仮に1000円の株が50%下がったとすると株価は500円。
元の位置である500円に戻るには50%では無く、100%の上昇率が必要となる。
下落率分は戻っている方は多いのではないだろうか?
そしてもう一つ、日経平均株価が上がっても大きな恩恵を受けやすいのは指数構成225銘柄のみだ。
加えて日本株全体に資金が入っているというよりかは、指数先物に入っていると思われるのである。
ただ、業績相場となれば個別株にも資金が回ってきやすい地合いになるため、そこまで「強気姿勢」を崩しちゃあだめだ。
ちなみに信用残速報(松井証券店内)の買い残の評価損益率は-7.9%と改善中。
逆に個人の信用売りが苦しいようで、逆張りは禁物だな。
やっぱり儲けを狙うなら他の個人投資家とは別の行動をとることに限るだろう。
あの銘柄なんて、日本株のプロ集団が選別してるから、個人の投資家様は気にも止めてなさそうである上、彼らは値上がり率上位トップの銘柄に飛び乗ったり、SNS(ソーシャルネットワークサービス)の有名人の銘柄とか、判断基準が曖昧だから買っちまう。
そして高値掴みとなりやすいのだ。
だからあの銘柄、つまり『S級プレミアムテンバガー権利銘柄』を買っておこう。
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■ マサトがご紹介した銘柄
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ZUU(4387)
ピアズ(7066)
博展(2173)
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■ マサトがご紹介した銘柄の動向
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コムチュア(3844)NEW!!
配信日:2024年10月29日
高値騰落率は36.44%。コラムをスタートして早速処方箋の効き目が表れてきたようでとても嬉しい。
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