STG（5858）
マグネシウム・アルミダイカストの部品メーカー。
昨日発表の2Q累計決算で、純利益は前年同期比＋654.5％の1億5500万円と過去最高益を更新。特に自動車部品が好調で、マグネシウムダイカストの部品売上げが伸長。国内だけでなくタイ子会社の売上高も大幅に拡大している。達成ベースの進捗だが最高益予想の通期業績および配当計画は据え置き。今後は業績期待相場へと移行する可能性があり注目。前場の株価は一段高に浮上。

カネコ種苗（1376）
野菜・花き、牧草種子などの種苗事業や農薬を展開。
足元では空前の焼き芋ブームが到来しており、先日は東京で、現在は大阪で開催中の「やきいもフェス」はインバウンドも多数訪れている。日本のサツマイモは調味料を加えなくとも素材の味だけで甘くて美味しいと海外からの人気が加速している模様。同社は自社開発のオリジナル交雑品種「シルクスイート」や「栗かぐや」を武器に販売シェア拡大を図っている。中期経営計画では種苗事業はサツマイモ苗・飼料作物種子での販売増を見込むとしており、焼き芋関連で注目。タピオカ相場→アサイー相場→焼き芋相場の流れに期待。

アスア（246A）
物流会社の安全活動に関するDX支援やコンサルサービスを手掛ける。
昨日発表の25年6月期1Q経常利益は前年同期比71.4％増の2400万円に拡大。上期計画の5100万円に対する進捗率は47.1％をクリアし、今期最高益計画に向けて順調なペースとなっている。コンサル実施件数の増加により売上が増加し、収益拡大につながっている。今後も営業エリアを全国的に展開し収益拡大を図るようだ。時流に乗るテーマの物流DXの中でも同社は安全支援がテーマの事業展開のため、競合のいないブルーオーシャンと思われる。株価は10月高値から低迷し横這いが続いていたが、本日前場は急伸。