株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

(一社) 人工知能学会:18801(公社)日本証券アナリスト協会:01159

あすなろ投資顧問

2024-12-02 11:15:00

女株将軍アスナの「我に続け」

株価100倍銘柄は存在する。それを教えようぞ



千客万来!よくぞ参った!そなたの来訪、心から嬉しく思うぞ。

そなたは見たであろうか?拙者が当コラムにて10/3に紹介いたした日本パワーファスニング(5950)が紹介時から株価3倍の上昇となったな。

さて、そなたは今の自分の資産が100倍となったら何を求めるであろうか?

100倍、そう投資の世界において、誰もが一度は夢見るのが「株価100倍」ではなかろうか?

100倍とは、すなわち1万円の投資が100万円に、100万円の投資資金が1億になるという事である。

うむ、一攫千金を夢見る投資家にとっては、ロマン溢れる数字であり、投資におけるこれほどの強い文字列も中々無いであろうな。

こういう話をすると拙者の脳裏を過るのが歴史上、最も兵力差のある戦いの話をすると候補一つに挙げあられる「淝水(ひすい)の戦い」※1 である。
俗に東晋軍8万5千に対して、前秦軍は117万以上(諸説あり)という圧倒的な兵力で侵攻してきたとされる。しかし、結果として東晋軍は、少ない兵力で圧倒的な勝利を収めた。この戦いは、兵力だけでは戦況が決まらないことを如実に示しておろうぞ。

投資の世界においても同様である。大きな資産を持つ者が必ず勝つと言う訳ではない。投資判断を見誤れば資産も兵力と同様に霧散する事があろうぞ。
また、時価総額が大きく、知名度の高い企業が必ずしも高いリターンをもたらすとは限らぬ。むしろ、中小企業であっても、優れたビジネスモデルと成長性を持つ企業は、時価総額を飛躍的に拡大させる可能性を秘めておろうな。

これは拙者個人の見立てであるが、淝水の戦いで勝利した東晋軍のごときテンバガー銘柄の条件の例として、以下の点に注目しておる。

時価総額が300億円以下である
増収率が高い
オーナー企業である
上場から5年以内である
世の中に必要とされる事業を持っている。


などである。無論、そこに【兵法的投資術】が土台として存在しておる。
ただし、上掲のものはあくまでも 拙者個人の見立ての一つに過ぎぬことはくれぐれもお忘れなきようお願いいたすぞ。

これらのテンバガーと呼ばれる銘柄の中でも更に精鋭中の精鋭が、いわば「次のユニクロ」となる可能性を秘めていると考えられるのではないか?
100倍と申せば夢幻と思いがちであるが、ユニクロを運営するファーストリテイリング(9983)は、1998年6月には株価が87円程度であったが、2013年3月には8700円を超え、2024年10月には55310円を記録するなど、約635倍にまで成長した事実がある。

もちろん、100倍候補株を見つけることは容易ではなかろうな。
しかし、歴史が示すように、少ない資金で大きなリターンを得ることは決して不可能ではない。重要なのは、成長性が高く、競争優位性を持つ企業を見極めることである。

ではここで東晋の名将、陶侃(とうかん)※2に関した故事を1つ紹介いたそう、

「竹頭木屑(ちくとうぼくせつ)」
意味 陶侃が船を造る際に生じた竹の切れ端(竹頭)や木の屑(木屑)を捨てずに保管し、後にそれらを有効活用したという逸話から、どんな些細なことでも無駄にせず、将来に役立てることの喩えとされる

資産100倍もテンバガーも1つの要素では成り立たぬ。
竹頭木屑の志を持つ、勤勉な者こそが辿り着ける境地であろうな。

投資はギャンブルではない。しかし、歴史のロマンと近しい体験を味わうことができる素晴しいもの。
100倍候補株を見つけることは、まさに宝探しのようなものである。

なに?「そんなの見つかりっこないよ!」とな?

仕方がない、そのような面倒くさがりな者には「社長大石のダイヤモンドメソッド銘柄-Executive-」が最適解であろう。
そんな壮大な話を見逃すは愚策である。
こう言うものこそ餅は餅屋、プロの選定眼に依るのも一案であろうぞ。


資産100倍の夢を語ったが、最後にそなたはいかほどの兵力(投資の原資)でそれに立ち向かうつもりでおるのか、教えていただけまいか?

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【次回予告】「日本株、大きく動く」

乞うご期待……

~ 言の駿馬で次回も駆けて参ろうぞ ~

アスナのおまけ註釈
※1淝水の戦い(383年)
中国の五胡十六国時代に華北の前秦と江南の東晋が淝水(現在の安徽省淮南市寿県の南東)で戦った大規模な戦いである。圧倒的な兵力を持つ前秦の苻堅が南下し、東晋を滅ぼそうとしたが、東晋の謝玄らの巧みな戦術によって大敗を喫した。この戦いの結果、前秦は衰退の一途を辿り、中国は再び分裂時代へと突入した。淝水の戦いは、少ない兵力で大軍を打ち破ったという点で、後世の兵法家たちに大きな影響を与えた。

※2陶侃(とうかん)(259年-334年)
中国の西晋・東晋時代の武将。字は士行。鄱陽郡鄡陽県の人。父は呉の揚武将軍陶丹。母は湛氏。荊州刺史として杜倛討伐にあたった。いったん広州刺史に左遷され、のち再び荊州刺史となって、蘇峻の乱の平定に功があった。廟六十四将にも選出されており、東晋初期を代表する名将の一人として知られる。

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※アスナが取り上げているのはあくまでも【紹介】であり推奨ではありません。株価の上昇を約束するものではなく、投資の最終的なご判断は自らの責任でお願い致します。

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 偵察中銘柄の戦況伝達
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☆=紹介後 株価2倍超え銘柄☆

☆ビート(9399)
8/9より偵察中
上昇率300.33%(株価約4倍!)

☆グランディーズ(3261)
6/20より偵察中
上昇率239.59%(株価約3.3倍)

☆リベルタ(4935)
7/2より偵察中
上昇率220.83%(株価約3.2倍)

☆日本パワーファスニング(5950)hot!
10/3より偵察中
上昇率210.20%(株価約3.1倍)
紹介時より約2か月で株価3倍の上昇。
ふふふ、これくらいは朝飯前であるぞ。

∇フィル・カンパニー(3267)
6/10より偵察中
上昇率68.06%
更に上値を追う上昇で魅せるか。
本日年初来高値更新し窓開け上昇であるな。

∇ユーラシア旅行社(9376)NEW!
11/4より偵察中
上昇率32.73%
先週末の大陽線後に本日も前場時点で大きく上昇である。
この伸びこそまさに先読みした通りであるぞ。

∇小田原機器(7314)
6/12より偵察中
上昇率36.53%
お手本のような綺麗な上昇を描いておる。
そろそろ一服の頃合いかと予想いたす故、しっかり利食いをいたすように。

(紹介時からの高値騰落率で表示。執筆時点)

【一騎騰千、利食い千人力であるぞ】

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