初配実施が期待される銘柄など
電子書籍とマンガ配信などのサーバープラットフォーム事業を展開。
前期決算では最終利益が前の期比12.3%増の2億2900万円で着地し、予想されていた1億8600万円を上回り、減益予想から一転して増益着地となった。今期はさらなる拡大予想で3億5200万円を見込む。特に持分会社のビューン社(法人向け電子書籍サービス)を子会社化したため、通期で業績寄与してくる。株価は下落トレンドが続き8月の暴落水準を推移中。いまだ無配のため株価上昇への課題は株主還元と見ており、初配実施のサプライズに期待がかかる。今後は8月の安値意識で底堅い展開を予想。
gumi(3903)
スマホゲーム開発やブロックチェーン領域の開発など。
昨日発表の2Q決算は売上高が減少しながらも営業、経常利益共に増益。モバイルオンラインゲーム事業でパイプラインを大幅に見直したことや、ブロックチェーン事業もトークンの価格が上昇したことに伴い黒字を継続している。通期見通しは非開示だが、収益構造の改善により期待感が浮上している。前場の株価は出来高を膨らませて大幅高。見直し買い期待で注目。
CYBERDYNE(7779)
身体機能改善治療のロボットスーツ「HAL」を開発する筑波大発ベンチャー。
先日はマレーシア政府系機関の社会保障機構とHAL50セット(65台)をはじめとするサイバニクス製品の導入契約を正式に締結したことが明らかに。この他にも11月にはウクライナ緊急復旧・復興向けサイバニクス製品受注が発表されるなど、HALの導入が次々に進んでいることは明確だ。赤字決算ながら株価は低空飛行で昨日も安値を更新。今後はさらなるマーケティング戦略が鍵となるが、8月の暴落時安値が意識される展開にきたいしていところ。
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