本日の取組み注意銘柄はエターナルホスピタリティ（3193）です。

同社は、直近決算では増収で着地し、業績の堅調さに極端な懸念はないように見受けられます。
しかし、同社の株価は、2024年8月のショック相場以降、9/22につけた4295円を境にピークアウトしており、投資対象としては慎重な判断が求められると考えられます。

同社の株価は、12/27前場(執筆時)時点で、8/5ショック相場時の最安値である2910円を割り込んでおり、心理的な節目である3000円を下回っています。

さらに、移動平均線も200日線、100日線、75日線、25日線と、主要なテクニカル指標がすべて下向きに推移しており、株価を下支えするような明確な支持線を見つけることができません。

また、一目均衡表においても、株価は雲（抵抗帯）の下に位置しており、上方へのブレイクには強い抵抗が予想されます。

これらのテクニカル分析の結果から、現在のエターナルホスピタリティの株価は、明確な上昇トレンドを示しておらず、むしろ下落トレンドにある可能性も否定できません。

もちろん一般的に、株価が大幅に下落した後には、反発して上昇に転じるケースも少なくありません。そのため、現在の株価水準は、押し目として捉え、購入を検討する投資家もいるかもしれません。

しかし、現時点では、テクニカル的な観点から見ると、値固めの状況と推測でき、昇トレンドに転じる明確なサインはまだ確認できていないと見ます。

もちろん、今後の業績が予想を上回るなどのサプライズがあれば、株価は急騰する可能性もゼロではありません。
しかし、現時点では、過度な期待は禁物であり、慎重な投資判断が求められるでしょう。

※上記は売りを推奨したり、投資の安全を100％補償しているものではありません。投資のご判断はご自身の意思で行ってください。

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■本日の取り組み注意銘柄

エターナルホスピタリティ（3193）

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