全体フォロー:あすなろ、リスクオフ局面の一旦底入れを宣言!
・日経平均60カ月(5年)平均線:30614.21円
・日経平均PBR:1.15倍(加重平均ベース)
全体相場のリスクオフの影響を色濃く受けて、大幅安となった日経平均は、本日、昨日の下落幅の半値(以上)戻しが期待されます。
テクニカル上の「節目」と見られていたポイントを大幅にしたブレた事から、テクニカル面からの底入れ見極めが機能しない懸念が指摘されていましたが、上掲の2点は機能したものと見ています。
まず、昨日大幅安となった日経平均は、長期移動平均線である60カ月(5年)移動平均線をも割り込むまでには至りませんでした。
本日の切り返しで、33000円どころへの切り返しが意識されて、今週いっぱいで33000円どころの値固めが進めば、目先の底入れと判断され、悲観に傾いていた投資家心理は一服する事となりましょう。
また、日経平均PBRの1.15倍水準は、昨日を含め過去3回とも、ほぼ下値支持として機能しています。
・23年3月16日:PBR1.14倍(3月14日~3月27日にPBR1.15倍水準でもみ合い)
・24年8月5日:PBR1.15倍
・25年4月7日:PBR1.15倍
とは言え、株式相場は未だ「病み上がり」状態です。
米国の関税・通商政策の1回目の「ショック」は株式市場に織り込まれたものの、不透明感は依然としてくすぶります。
弊社CEO大石が、動画でもお伝え申し上げたとおり、株価の下落局面は完全に終わったわけではなく、むしろ「バーゲンセール」の開始地点と考えられ、冷静な判断が求められる局面と言えましょう。
https://1376partners.com/user/content_page/25028
暴落相場を経た後のセオリー的なご対応は、昨年8月の初頭と同様です。
まずは、
【株価の自律反発を利用して、一旦、少量でもポジションの縮小を進めましょう】
株価急落時に慌てて損切りを行うのではなく、切り返し時に少量ずつポジション縮小を進めるという「整理」こそが重要です。
加えて、
【ポジション縮小後は、新たな銘柄こそを買い仕込みましょう】
有事後の対応として、ポジション縮小というリスクオフだけでは、値上がり益の追求には不充分です。
リスクオフ局面からの切り返しが、そのまま株価の上伸につながりそうな銘柄を、併せて買い仕込むチャンスを逃さぬようにしたいただきたいと存じます。
本日はまず、主力級大型株群の切り返し幅が大きくなる事が想定されますが、指数の上昇率は9時半現在で、グロース250指数が9.7%と、日経平均やTOPIXの上昇率を上回っています。
会員様各位が保有なさられている中小型成長株群にも、徐々に切り返しの動きが波及してゆくものと考えます。
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