アルファ（4760）
広告等販売促進用品の企画・製作・販売を手がける企業。
昨日は今期業績見通しを上方修正し、売上高62億5000万円（前期比2.1%増）、営業利益2億2000万円（前期比93.0%増）、経常利益2億1000万円（前期比102.0%増）へ引き上げた。配当も期末50円から60円に10円増額修正。POPKITサービスの拡販が順調でデジタル技術活用による役務サービスが18.5%構成比まで拡大している。ポップギャラリー商品も堅調に推移し、前期営業損失から大幅黒字転換が見込まれる。配当利回りも約3.8%と魅力的な水準で、販促市場回復の恩恵を受けた業績改善に期待。前場は窓開け急伸で戻り高値を捉える動き。今後は下値切り上げの展開に期待したい。

ネクステージ（3186）
中古車販売最大手として全国240拠点351店舗を展開する企業。
こちらも昨日は今期業績見通しを大幅上方修正し、売上高6150億円（前期比11.3%増）、営業利益170億円（前期比31.3%増）、経常利益163億円（前期比34.2%増）、純利益108億円（前期比35%増）へ引き上げた。中間期の商品在庫が77億8000万円増加するなど店舗拡大による在庫投資が進み、新規出店として読谷店、浜松志都呂店をオープンし積極的な事業拡大を継続している。中古車需要を背景に、大幅増益が見込まれる成長株として注目される。前場は出来高を伴った窓開け急騰。戻り売りをこなしながらの上値追いに期待したい動き。

プリモグローバルホールディングス（367A）
ブライダルジュエリー専門店「I-PRIMO」「ラザールダイヤモンド」を展開。
6月24日に東証スタンダード市場へ新規上場。中間期決算は売上収益134億400万円（前期比7.7%増）、営業利益15億8500万円（前期比5.7%増）と堅調な成長を継続し、過去最高益更新に向けて順調なペース。国内87店舗に加え台湾16店舗、香港5店舗、中国本土25店舗、シンガポール2店舗と、海外展開も推進。アジア各地域でのブランド認知拡大に取り組んでいる。公開価格2150円に対し初値2013円と公開価格割れスタートだが、今期配当95円以上を予定しており配当利回りは約5.7%と高水準で、株主還元姿勢が注目される。