逆風下の反転狙い銘柄3選
サファイア基板加工技術と業務用支援ロボット事業を手掛ける。
直近2Q業績では主力の業務用支援ロボット事業で5億2000万円の売上ながらセグメント損失1億8300万円を計上。一方で、基板事業は4300万円のセグメント利益を確保している。AI搭載業務用清掃ロボット分野でのテーマ性は注目すべき材料だ。2025年2月から中国企業開発のAI清掃ロボットの受託生産を開始し、DX・自動化需要の拡大を背景とした事業転換が進行中。現在の株価200円台はボリンジャーバンド+2σライン近辺で下値抵抗ラインの200円台にあり、ロボット関連テーマとしての見直し余地があると見る。ただし、継続企業注記銘柄のためその点には注意が必要。
ティーライフ(3172)
健康茶やサプリメントのEC通販を主力とする健康食品メーカー。
前期決算はウェルネス事業の競争激化と米国向け新規投資の先行費用が利益を圧迫。しかし、今期業績見通しは売上高119億8300万円(4.2%増)、営業利益5億3300万円(16.9%増)と回復基調を見込む。最大の好材料は9月4日発表の株主優待制度拡充で、基準日を年1回(7月)から年2回(1月・7月)に変更し、年間優待額が実質2倍となる。配当30円と合わせた配当+優待利回りは4.47%と高水準。発表後の株価は出来高を伴い大幅高。現状は落ち着いた値動きとなっている。押し目を監視。
三菱自動車工業(7211)
三菱グループの自動車メーカーで、SUVやEV技術に強み。
米国の自動車関税影響とグローバル競争激化が主因で、販売台数19.4万台は前年並みも利益率が大きく悪化。地域別では北米1480億円、アジア3040億円の売上を維持しているが、各地域での競争激化により利益確保に苦戦。通期業績予想は据え置いているものの、1Q進捗を見る限り達成は困難と予想される。ただし、自動車業界全体でのEVシフトや電動化技術では一定の競争力を有しており、中長期的な技術革新への期待は残る。先日はかつての人気シリーズ「パジェロ」の復活を発表。今後は業界再編や技術提携等のサプライズ材料待ちで中長期的には妙味ありとみる。
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