世界を快走する日本の銘柄トリオ
スポーツ用品の製造・販売で世界的に展開する総合スポーツメーカー。
先日の陸上世界選手権マラソンでは上位入賞者における同社シューズの着用率が1位だった。業績も好調で、直近中間決算は売上高4027億円(前期比17.7%増)、営業利益811億円(同37.5%増)と過去最高を記録。全カテゴリーで増収を達成し、特にスポーツスタイルが46.4%増、オニツカタイガーが50.1%増と大幅成長。今期業績予想の上方修正も発表し、中期経営計画2026の目標を1年前倒しで達成する見通し。年間配当は26円から28円へ増額修正し、株主還元を強化している。株価は年初来高値からは調整局面にあるが、好業績を背景に底堅い動きを見せると予想する。
ソニーフィナンシャルグループ(8729)
ソニーグループで生命保険・損害保険事業の金融事業を手掛ける持株会社。
9/29に東証プライム市場へパーシャルスピンオフによる再上場を果たした。初値は205円と流通参考値段150円を37%上回る好スタートを切ったが、その後は調整が続き、昨日は上場来安値を更新。時価総額は約1兆460億円規模となる大型上場案件として注目。ソニーグループの完全子会社から分離され、独立した金融持株会社として新たなスタートを切ったことで、純粋な金融株として評価される環境が整った。金利上昇局面における生保株への投資妙味や、ESG投資の観点からも注目される銘柄だが、足元では需給調整局面にあり、押し目に注目。
三井不動産(8801)
総合不動産デベロッパー大手。
昨年11月に甲子園の隣に「ららぽーと甲子園」を開業。阪神のリーグ優勝も決まり、消費期待が高まる地域だ。1Q業績は売上高8023億円(前期比+27.3%)、営業利益1601億円(同+58.1%)、純利益1242億円(同+80.7%)と四半期として過去最高益を更新。特に分譲セグメントが通期予想に対し66%の進捗率を示し、全セグメントで好調な滑り出しとなった。信用倍率1.46倍と需給バランスも良好で、継続的な自社株買いも株価下支え要因。都心再開発プロジェクトの本格化とインバウンド需要により今期大幅増益が期待される。チャートは高値圏のもみ合いから下放れたが、押し目は監視しておきたい。
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