次のステージへ向かう3銘柄の投資妙味
スイッチやコネクタなど電子部品の製造販売、自動車や産業機器向けが主力。
情報通信機器や産業機器向けの需要低迷が響き、直近1Q業績は赤字転落。しかし通期では売上高460億円、営業利益5億円の黒字転換を計画している。構造改革の推進により収益体質の改善が期待される。為替前提1ドル145円での業績予想だが、米国追加関税の影響は織り込まれておらず、今後の材料次第では上方修正の可能性もある。テクニカル的には長期移動平均線が上値抵抗となっているが、PBR:0.5倍台の割安感と業績回復期待から、抵抗ライン突破の期待は高いとみる。
オリオンビール(409A)
沖縄を代表するビール製造会社、酒類清涼飲料事業と観光ホテル事業を展開。
直近1Q業績は売上高70億円、営業利益10億円と堅調な推移を示した。純利益は14億8800万円となったが、これはオリオンホテル那覇譲渡による特別利益10億5300万円の計上が大きく寄与。通期は売上高301億円(前期比4.3%増)、営業利益39億円(同13.4%増)と増収増益を計画している。10月7日には米投資会社キャピタル・インターナショナルの大量保有が明らかとなり株価は急伸。観光需要回復と値上げ効果により酒類事業の収益性向上が続いており、外国人投資家の注目度も高まっている成長銘柄として期待される。
ソフトフロントホールディングス(2321)
クラウド電話システムやCMS製品を提供するソフトウェア開発会社。
主力のcommuboやtelmee、SITE PUBLISの新規受注が増加し、外注費削減によるコスト圧縮効果が出ており、直近1Q業績は売上高2億200万円(前期比23.6%増)と好調な成長を維持。営業損失273万円、純損失1562万円と大幅に損失縮小した。通期業績予想は新規事業の不確定要素により未公表だが、ストックビジネスモデルの安定収益基盤により持続的な成長が期待される。DX関連銘柄として中小企業のクラウド化需要拡大の恩恵を受けやすく、テクニカル的にも300円台の高値からの調整後、もみ合い推移の値固めが進んでいる。
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