その銘柄、まさか今から買おうとしていませんか?
季節の変わり目、皆様におかれましては体調管理にお気をつけのことと存じます。
現在、日本の政局は大きな転換点を迎え、高市氏を首班とする新内閣が成立し、日本維新の会が連立入りを果たしたというニュースは、市場に新たな思惑の波を生み出しています。
このような時代の変わり目、すなわち相場の転換点にこそ、大きなチャンスと同時に、それに見合う大きなリスクが潜んでいると警告しなければなりません。
日本維新の会の連立入りという事態は、当然ながら市場の関心を大阪関連の銘柄へと集めています。
特に、大阪のインフラや再開発に関連する企業への期待が高まり、これに関連すると見られる銘柄が買われる動きが見られています。
このような状況下で、港湾運送事業などを手掛ける桜島埠頭(9353)は、10月20日の後場に今3月期の連結業績予想を引き上げました。この好材料が重なり、株価は大きく上昇する展開となりました。
投資の基本は、企業の将来性に資金を投じることにあります。
同社のように業績を堅調に伸ばし、自らの手で業績予想を引き上げた銘柄を求めることは、長い目で見れば決して悪いことではありません。
むしろ、企業の基礎的な価値を分析するファンダメンタルズ分析としては、基本に忠実であり、投資の基礎中の基礎であると言えるでしょう。
しかし、投資の成功には、ファンダメンタルズ分析という「先回り」の分析に加え、テクニカルなタイミングを誤らないという賢明さが求められます。
既に大きく株価が上がった後で「今上がったから飛びつく」という行動や、「上がった後に少し下げたから押し目狙い!」と短絡的な目線で買いを入れることは、賢明な投資判断とは言えません。
話題になった銘柄への後乗りは、往々にして高値掴みとなり、その後の株価調整で資金が長期にわたり動かせない塩漬けというハイリスクな状況を招く可能性があります。
現在の同社が本日ストップ安になっているジェットコースターの様な落差を見ていただければその理屈も説得力を増すのではないでしょうか。
まとめ
桜島埠頭は、業績面での評価に加え、維新関連とも言える側面があるため、注目されるのは当然のことです。
しかし、既に株価が大きく上り切っている「今」が、最適の投資タイミングであるとは限りません。
投資家として今必要なのは、目の前の急騰銘柄に手を出すことではなく、確かなファンダメンタルズを持ち、これから市場の関心を集めていくであろう次のムーブメントを探す努力を継続すること。
それこそが、投資の基礎中の基礎、「一丁目一番地」の行動原則であると考えるべきでしょう。
免責事項
※上記は売りを推奨したり、投資の安全を100%保証しているものではありません。投資のご判断はご自身の意思で行ってください。
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■本日の取り組み注意銘柄
桜島埠頭(9353)
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