決算期待銘柄などその2
産業機械用直動軸受の専門メーカー、半導体製造装置や工作機械向けに展開。
今期1Qは売上高4億6400万円(前年同期比10.8%減)、営業損失4900万円と苦戦。中国市場の需要停滞や工作機械関連の回復遅れが響き、直動機器事業が前年同期比23.1%減と大幅減少した。一方でユニット製品は半導体製造装置向けが好調で前年同期比92.6%増と急伸。今期通期計画は売上高24億8600万円(前期比10.8%増)、営業利益6800万円で黒字化を見込んでおり、2Q以降の回復が期待される。株価は10月に845円の年初来高値から調整し、25日線で下げ止まり。次回決算発表11月12日以降のリバウンドが注目される局面である。
TENTIAL(325A)
リカバリーウェア「BAKUNE」を展開するヘルスケアD2Cブランド。
前期(25年8月期)は7ヶ月の変則決算で通期計画を上回る好業績。ギフト需要の取り込みや主力商品の販売拡大が寄与し、直営店舗網も拡大中だ。今期は売上高280億4600万円(前期比44.6%増)、営業利益30億2000万円(同32.7%増)と引き続き高成長を計画している。10月20日には自社株買いを発表し株主還元姿勢を明確化した。高い自社ECチャネル比率90.5%を維持し収益性の高いビジネスモデルが強み。昨日は野球日本代表「侍ジャパン」とのオフィシャルパートナー契約締結も明らかとなった。4000円割れの押し目は監視しておきたい。
佐藤食品工業(2814)
茶エキスや粉末天然調味料など食品素材を製造・販売。
今期1Qは売上高16億8200万円(前年同期比13.4%増)、営業利益2億2100万円(同13.1%増)、四半期純利益2億8300万円(同39.4%増)と好調な滑り出し。茶エキスが前年同期比28.2%増、粉末天然調味料が同8.8%増と主力製品が堅調に推移している。さらに個人株主からの不動産遺贈により固定資産受贈益1億2300万円を特別利益計上したことも増益に寄与。今期通期計画は売上高64億円(前期比0.6%増)、経常利益6億9500万円(同14.5%減)を見込むが、1Q好調により上振れ期待もある。配当は前期比増配の年間42円を予定しており、株主還元にも積極的だ。近年の抹茶、緑茶ブーム関連銘柄として見逃せない銘柄である。本日中間決算を発表予定。
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