中屋の明日への布石 「金融セクターはどう?」
本日の相場もお疲れ様でした。
今日も日経平均は良く上がりましたが、その一方でパッとしなかったのが銀行セクター。
昨日の日経新聞の報道では、欧州委員会が大手外国銀行を対象とした規制強化案を示したとのことで
日本の3メガバンクも対象となる見込で、数千億円規模の追加資本が必要との見方も嫌気売りを誘った可能性も。
ちなみに野村證券(8604)や大和証券(8601)は堅調に推移しておりましたが
東証の取引高が増加していることもあり、証券会社も足元のトランプラリーの恩恵を受けやすい
セクターと言えます。
それ以外の「東証取引高増加」の恩恵を受ける銘柄としては
日本取引所グループ(8697):取引所運営
日本証券金融(8511):信用取引決済に必要な資金や株の貸し付け
が挙げられますが、とくに日本証券金融は、信用取引の利用者への資金や株の貸し付け以外にも
国債運用も行っており、金利のスティープ化は運用面において収益機会を
増やす切っ掛けとなる可能性もあります。
またこの金融市場の変化をダイレクトに10-12月期決算に反映する業種として、
証券セクターやGMOクリック(7177)、トレイダーズHLDGS(8704)などのFX業者などもイメージされやすいので
四半期決算が意識されだすタイミングまでは注目が続きそうですね。
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