好業績期待企業が買われやすい地合い
あすなろ投資顧問の助言者藤井です。
皆様1週間のご運用お疲れ様です。
日経平均は19500円近辺では
徐々に重さを感じてきている投資家が増えているのではないでしょうか。
連日最高値を更新するNY市場と比較し、
連動しない東京市場に苛立ちさえ覚えますが、
この大きな違いの背景を、企業業績から予想します。
NYダウ採用銘柄の一株利益は1ヶ月前と比較すると
1/13:916ドル → 2/15:990ドル
日経平均採用銘柄は
1/13:1171円 → 2/15:1206円
となっております。
米国と比べると、
やはり企業収益の伸びが追いついていないのが一因ではないでしょうか。
そんな中、東京市場では収益の伸びが確認できている
銘柄は人気を集める可能性があり、その観点で銘柄を厳選致しました。
太陽HD(4626)
プリント配線板用レジストインキで世界首位。1/26にはDICに対して第三者割当による新株式発行で希薄化懸念を嫌気した売りで急落しましたが、徐々に悪材料を消化して5日線がサポートして見直し買いが入って来ました。1/25には野村証券が投資判断を買いで目標株価を5600円に引き上げており、また、信用の取り組みは0.6倍好取組になっています。
リニカル(2183)
医薬品の開発業務を受託。2/10に17年3月期第3四半期の連結経常利益は前年同期比2.9%増の16.1億円となり、通期計画の20.6億円に対する進捗率は78.3%になりました。株価は決算後動意付き、1/11の高値1429円を抜けて来て昨年11月の高値1499円が視野に入る。18/3には米国受託本格化で稼働率が向上業績に寄与。四季報では今期来期共に最高益更新予想が出ております。
ドトール日レス(3087)
ドトールと日本レストランが統合。低価格カフェ店を展開。来期もドトール既存店は堅調を維持し原材料コーヒー豆価格の下落もあり、四季報では今期来期共に最高益更新予想が出ております。昨年10月からの下1900円上2200円のレンジ相場を抜け中長期トレンドも上昇転換へ。1/17には大和証券が投資判断を2目標株価を2650円に引き上げている観測が出ております。
デジタルアーツ(2326)
フィルタリングソフトで国内首位。企業向け事業を強化。2/17には静岡県でマイナンバー1992人分流出しており、制度開始以来最大規模。この材料も後押しし、また先日の日米首脳会談で安倍晋三首相がトランプ米大統領に提案する経済協力の原案「日米成長雇用イニシアチブ」においても「サイバー攻撃への対処」も項目に掲げられていることで、息の長いテーマと予想。株価は2/13の上場来高値の3420円の更新も間近となっており、2/1にはいちよし証券が投資判断を2も目標株価を3650円に引き上げた観測が出ております。
フタバ産業(7241)
自動車マフラーで首位。トヨタ向け中心。2/1に17年3月期の連結経常利益を従来予想の24億円→39億円に62.5%上方修正。増益率が3.8倍→6.1倍に拡大する見通しで日米での合理化効果や製品構成の良化が奏功し、国内は新型プリウス向けが牽引した。しかし決算後は出尽くし感から急落しましたが見直し買いが入り2/2の高値の抜く勢いとなってきました。
ココでの紹介銘柄に関してのお問い合わせは
0120-1376-01 助言者 藤井まで
それでは来週もよろしくお願いします!
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