その時歴史が動いた
本日は相場もお休みということで、今週会員様の問い合わせのあったトピックから相場を見ておきたいと思います。
かつてNHKで放映されていた「その時歴史が動いた」という番組をご存知の方も多いかと思います。
2006年〜2009年までおよそ3年に渡って続いた歴史ドキュメンタリー番組でしたが、私も好きでちょくちょく見ていた記憶があります。
毎回、番組の佳境の時に司会の松平定知アナウンサーが「そして皆さん、いよいよ今日のその時がやってまいります……」のフレーズが印象的でした。
大河ドラマのような壮大なテーマ曲も大好きで、番組を盛り上げながら
「その人間ドラマの決定的瞬間、決断の時、決行の時、人は何を考え、どう動いたのか」
という私たちのような日々決断を迫られるような投資家にとってもピタリと当てはまる行動心理に焦点が当てられていた番組だったと思います。
昨日お電話いただいた私が担当するお客様から、今話題の「森友学園問題」は大丈夫なの?というのがありました。
まさにテレビ番組にとっては視聴者の関心を煽る政治問題の一つと言えそうですので、気になっている投資家の方もいらっしゃるかもしれません。
私のコラムをご愛読いただいている方はまたかと思われるかもしれませんが、
海外勢の日本株買いが大きくなったのは昨年7月の参院選自民圧勝を確認してからということを再三お伝えしてきましたね。
安倍政権の基盤が揺らぐようだと、日本株に買いが入りにくいのでは?というのを懸念してのお問い合わせだと思います。
国会で民進党がその問題を徹底追及したい背景には、今週末に開かれる自民党大会が大きいことと思います。
本来は毎年1月に開かれることが多い自民党大会ですが、今年は年明け解散がささやかれていましたので、3月に延期されていたのです。
昨年10月に自民党の政治制度改革実行本部にて、党総裁任期を現行の連続2期6年から連続3期9年に延長することが決まっており、
これが3月5日の党大会で党則が改正される運びとなっています。
これが実現すれば、直近の安倍政権の支持率の高さに加えて、ますます基盤が強固になってしまうので、民進党も必死でしょう。
来週は再びアベノミクス相場が再燃するかもしれませんね。
ミネベアミツミ(6479)とかは当時よく騰がった銘柄ですが、今も関係なく買われています。
ハウスリースバックという独自手法でビジネス展開しているハウスドゥ(3457)や最近再び注目が集まる医療産業の中では富士フイルムHD(4901)が脚光を浴びそうです。
仕手好みの方は直近でビーマップ(4316)などが仕掛けられたような動きをしてますので、日東化工(5104)なども噴くことがあるかもしれません。
ただし、火遊びはほどほどに。(笑)
【 相 場 の 格 言 】
『馬は死ぬ前に売ってしまうことだ。人生のコツは、損失を次の人に回すこと』
それでは、また会員様の喜びの声が聞けることを楽しみにしています。
執筆:加藤あきら
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