2006-1-30 16:45 更新分
本日の国内株式市場は、前週末の米国株式市場が高かったことや、寄り前の外国証券経由の
注文状況が4日連続で大幅買い越しとなったことで大幅上昇で始まった。
8時50分に発表された12月の鉱工業生産速報は+1.4%と事前予想の中心値(+1.9%)をや
や下回ったものの上昇基調を持続していることから特に材料視されていない。
日経平均株価は、一時前日比+293.92円の16754.60円と2000年9月以来の水準。
引けにかけて利益確定売りで伸び悩んだものの日経平均株価・TOPIXとも5日続伸。
一方、新興市場はマザーズ指数・ヘラクレス指数が下落するなど軟調な動き。
(指数)
日経平均株価:16551.23円(+90.55円)
TOPIX : 1704.28P (+13.96P)
JASDAQ平均 : 2794.04円 (+16.22円)
マザーズ指数 : 2119.03P (-30.39P)
ヘラクレス指数 : 3531.25P (-55.69P)
(業種)
業種別指数は、33業種中、25業種が上昇。
値上がり率1位・・・鉱業
帝国石油(1601)、国際石油開発(1604)、関東天然瓦斯開発(1661)。
値上がり率2位・・・倉庫・運輸関連業
住友倉庫(9303)、アサガミ(9311)、宇徳運輸(9358)。
値上がり率3位・・・卸売業
ナガイレーベン(7447)、三井物産(8031)、三菱商事(8058)。
その他・・・保険業、海運業、非鉄金属など。
値下がり率1位・・・その他金融業
アイフル(8515)、プロミス(8574)、大阪証券取引所(8697)。
値下がり率2位・・・ガラス・土石製品
日本板硝子(5202)、トーヨーアサノ(5271)、ジャニス工業(5342)。
値下がり率3位・・・証券・商品先物業
SBI証券(8696)、イー・トレード証券(8701)、スターHD(8702)。
その他・・・情報・通信業、パルプ・紙、医薬品など。
(個別銘柄)
<上昇>
石川島汎用機サービス(9781)/700円(+121円)・・・赤字予想から一転大幅増益見通し。
SANTEC(6777)/690円(+100円)・・・日興CGが通信工事各社にポジティブな内容のレポート。
三平建設(1908)/314,000円(+40,000円)・・・2月28日の株主に対し、1:5の株式分割。
コナカ(7494)/2,200円(+258円)・・・メリル証券が投資判断を新規で「買い」、目標株価2900円。
日本インター(6974)/1,283円(+143円)・・・鉱工業生産で薄型テレビ製造装置が好調。
大同信号(6743)/434円(+48円)・・・第3四半期決算の内容が予想を上回り増額修正期待。
アドテックス(6739)/19,650円(+2,000円)・・・MSCBの払込が完了で、SFCBの償還資金に目処。
吉本興業(9665)/2,960円(+270円)・・・IPOのファンダンゴ(3797)と岩井証券(8707)の大株主。
アサガミ(9311)/940円(+90円)・・・第3四半期決算発表で黒字転換を好感。
<下落>
ネクストジャパン(2409)/161,000円(-30,000円)・・・今期増収・増益予想から一転赤字転落見通し。
ゲンキー(2772)/383,000円(+57,000円)・・・増益予想から最終減益に、業績大幅下方修正。
沖電気(6703)/413円(-55円)・・・減収・減益で赤字幅拡大、みずほ証券が「やや弱気」。
エプソン(6724)/2,945円(-315円)・・・赤字見通しで、ドイツ証券・GS証券が投資判断を引き下げ。
太平工業(1819)/437円(-46円)・・・耐震強度偽造問題で施行ミスを認める報道。
NRI(4307)/13,580円(-1,420円)・・・増配見通しも、期待を下回る決算内容。
サンケン電気(6707)/1,972円(-183円)・・・ドイツ証券が投資判断を「中立」から「売り」に格下げ。
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