お休み中失礼いたします。

あすなろ投資顧問の助言者藤井です。

皆様1週間のご運用お疲れ様です。

今週の日経平均はトランプ相場が始まって以来初めて一日400円を超す
下げの値幅を出し、皆様驚いた方も多かったのではないでしょうか？

また、意外な展開を見せた森友学園の問題も相場の見送り材料にもなりました。

しかし、冷静に相場を分析すると私の過去約26年間でいつか来た道と
いつも思えるようになりました。

大局観の見通しが変わらない限りは、逆にチャンス到来です。

今回はNYダウが今年に入り連日で最高値を更新し話題になりましたが
日経平均は3月に入りやっと昨年来高値を更新しました。

そしてNYダウは3月に入り明らかに上値が重くなり、息切れ状態に見えていたので
ガス抜きがいつ来てもおかしくない状態で備えていました。

当然、世界一為替に弱い日本市場は円高になれば容赦なく売られます。

しかし、大きなトレンドが崩れてないこと、為替もトランプ相場の
半値水準の109.50円を割り込まなかったことで押し目買いのチャンスと判断し、
私の担当のお客様には安いところを仕込んで頂きました。

今週は年度最終週です。
新年度に新規資金が入る前に仕込みを終えましょう。


それではウィークリーファイブ恒例の5銘柄のご案内です。


SFoodS(2292)
1月の連結決算が通期計画に対する進捗率約8割を達成した。
背景は前期に連結化した米食肉会社の買収効果や国内食肉卸の収益が拡大したことが寄与。
なお通期業績予想は従来計画を据え置いているので上方修正期待が残る。
牛肉・内臓肉輸入の先駆者。焼き肉店も展開し、こてっちゃんが主力。

ジャパンインベストメントA(7172)
1月に2016年12月期業績は計画上振れを発表するも株価は反応なしだったが、
その後も見直し買いが継続。
75日線にサポートされ上昇トレンドを形成し、直近は25日線で反発。
太陽光発電による環境エネルギー事業も今期好調。
航空機や海上輸送用コンテナオペレーティングリースが主力。

東京コスモス(6772)
株価は11年4カ月ぶり高値圏で推移、トヨタ向け受注で業績急回復期待。
3/15に東証の信用取引規制を受け、調整一巡後出直って来る。
テククニカル面を見ると1月末以降は5日移動平均線にほぼ沿って動き
日足チャートは綺麗な右肩上がりのトレンドを形成中。
可変抵抗器メーカーで自動車用や面状発熱体も展開。

藤森工業(7917)
4-12月期の決算は経常が減益で着地し、10-12月期も減益だが
株価は折込済で調整一巡後は高値取りが続く。
情報電子事業および建築資材事業における売上は拡大。
昨年9月以降の日足チャートは75日線をサポートに長期上昇トレンドを継続中。
樹脂包装材大手で偏光板用保護フィルムは世界首位。

日鉄鉱業(1515)
来期は国内粗鋼生産やセメント需要の増加で石灰石販売が拡大。
銅価格の上昇も寄与し来期業績は大幅な営業増益を予想。
また、飲食店の原則全面禁煙により喫煙室用脱臭機の販売も好調
株価は来期予想PERで約8倍、PBRも約0.5倍の水準にあり割安感がある。
全国で石灰石鉱山を保有し海外でも銅鉱山の開発、採鉱を展開。

ココでの紹介銘柄に関してのお問い合わせは

0120-1376-01　助言者　藤井まで

それでは来週もよろしくお願いします！