本日の急落はセリングクライマックス!?
ただいま銘柄相談フェスタ新年度SPを開催しているところですが、本日は後場から急激に地合いが悪化し、お問い合わせが急増いたしました(汗)。
頂いている個別銘柄のご相談につきましては順次ご回答差し上げておりますので、しばしお待ちいただければと思います。
全体としては東京市場全体が軟調地合いが継続している状況ですが、年度変わりに伴う期末売りや期初の益出し売りなど需給を歪める要因は確かにあるのですが、
狼狽売りが広がった背景にあるのは最近の新興株や中小型株で人気化していた銘柄の急落です。
当コラムでも3月半ば頃から度々ふれてきたことではあるのですが、こうした売りが売りを呼ぶ展開は誰が作りだしているのでしょうか。
最近は投資サイトやSNS掲示板などの情報拡散が発達しているので、投資判断が偏りやすいことが挙げられます。
中には情報操作ともとれるようなポジショントークが過激に繰り広げられているので、今日のような急落は買い煽りに乗っかっていた個人投資家が生み出したものと言うことができます。
3月に入ってからのマザーズ指数の動きに注目してみてください。
3/15の大きな陰線はDDS(3782)、3/17はそーせいG(4565)が下げの中心となり、そして本日は一時5%を超える下げを記録しています。出来高は昨年11月の米大統領選の時の3倍に達する出来高が積み上がりました。
目を転じてジャスダック市場でも本日の陰線が最も大きくなっています。
それだけインパクトの大きい1日となったことを物語っています。
全部監視できていたわけではなかったのですが、北の達人C(2930)やアバールデータ(6918)、インターアクション(7725)など、直近で明らかに過熱していた銘柄の下落が大きく影響したのかもしれません。
本日の下げによってアク抜け感が出てくると、膠着感が強かった市場にもボラティリティが出て活気が戻る可能性もあります。
しかし、それに対する個人投資家が払った代償は想像以上に大きいものだったと言えるかもしれません。
繰り返しお伝えしていることではありますが、掲示板などで煽りが出ている銘柄などへの飛び乗りは危険ですのでお控えください。
【 相 場 の 格 言 】
『夜明け前が一番暗い』(by ピーター・リンチ)
それでは、また会員様の喜びの声が聞けることを楽しみにしています。
執筆:加藤あきら
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