株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2017-05-14 09:00:00

藤井のウィークリーファイブ

決算通過で、真の割安銘柄を探す

お休み中失礼いたします。

あすなろ投資顧問の助言者藤井です。

皆様1週間のご運用お疲れ様です。

今週でほぼ3月決算が通過しました。
日本の上場企業の約7割が3月決算で、発表は45日以内即ち
5月15日が期限となります。

株価の大きな決定要因に企業収益が有ります。
5/10の時点で日経平均の今期一株利益予想は1303円まで上昇しました。

私は毎日上記の数字をノートに記載していますがGW直前と足元では約
10%上昇しています。株価に当てはめると日経平均は21000円していてもおかしくは有りません。

なぜ上昇したかと言うと日経平均採用銘柄の各企業が今期の業績見しを
上方修正したからです。

正にこの状態が割安で有る事になります。PERは5/10時点で15.3倍に留まり、現在の米国は約19倍と割高に買われています。

一部の外人投資家の中にはグローバルな市場で巨大な資金を運用しているので常に割安な市場に資金を振り向ける行動をとります。

毎週木曜日に前週の投資部門別売買動向が東証から発表されます。
5月第一週は二日間しかなったですがなんと1583億円を外人は買い越しました。

直近5週間の外人投資家の買い越し額の合計は約9000億円に達しました。

この5週間を分析すると外人投資家は日経平均が19000円を割れたタイミングから買い始め18200円の直近安値を付けた後の戻る局面も買い続け
た事になります。

上記のグローバルで運用している外人投資家は各国のGDP・企業収益・市場金利・政治政策・物価等を分析してその時に一番割安な市場に資金を移動させる傾向にあります。

このことからも日本市場は直近の地政学的リスク(北朝鮮・シリア問題)など大騒ぎしていて日本人が売り続けていた時に外人はコッソリ、買っていたことになります。

今回も毎度おなじみの展開となり、美味しいと所はまたもや外人に持って行かれました。

日本市場の戻りは新興市中心に出遅れている市場が有るのでまだまだ続くとい思われます。 

それではウィークリーファイブ恒例の5銘柄のご案内です。


FPG(7148)
投資家が課税の繰り延べ効果を享受できるオペレーティング・リースのアレンジメント業務を手掛け、富裕層向けの節税ニーズに答えるビジネスに注目が集まる。上期経常が二桁増益で着地・1-3月期も78%増益
と好調。テクニカルの一目均衡表は三役好転で短期上昇波動が出現する。
船舶やコンテナのオペリース事業が主力。

ダイキョーニシカワ(4246)
先週出た決算では今期は減益になったものの、経常利益18年3月期は前期比二桁増の153億円に伸びる見通しが好感される。PER面では時価近辺で約10倍と割安感も台頭している。
自動車向けプラスチック部品を製造・販売。マツダ向け約7割。

平田機工(6258)
パネル製造装置を生産する同社は米アップルが今秋にも発売予定のiphone 8で有機ELパネル搭載が有力視されている。テクニカルの一目均衡表では先週に三役好転し短期上昇波動が出現する。
生産設備の製造販売。自動車と薄型テレビ向けが主柱。

ベルーナ(9997)
株価は11年ぶりの高値圏に戻り18年3月期業績は最終利益は51.6%増を予想し、高値追いの展開に。業績好調の背景にはM&A戦略が奏功、収益多角化推進も寄与して業績急成長。衣料品等のカタログ通販大手、中年女性中心。折り込みチラシで顧客を開拓。

あらた(2733)
5/9の決算では今期経常は6%増、14期ぶりに最高益を更新し5円増配を発表した。売上拡大および売上総利益率の改善、間接業務の効率改善経費率の削減で収益が伸びた。時価近辺でのPERは約9倍と割安感が強い。
日用品卸で首位級で地方卸3社が合併。営業網は全国規模。


ココでの紹介銘柄に関してのお問い合わせは

0120-1376-01 助言者 藤井まで

それでは来週もよろしくお願いします!

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