株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2017-05-17 17:00:00

元外資系金融マンのこぼれ話し

日経反落も個別は押し目買い意欲旺盛

本日もお取り組みお疲れ様でした。

決算材料出尽くしと歩調を合わせるかのように本日は円高と日経先物の売り攻勢に押されて軟調推移だった日本市場。

やはり手がかり材料探しがここから始まるわけですが、今回も話題にのぼったのはやはりトランプ米大統領がらみのネガティブニュースでした。

昨晩から為替が先に反応してドル円が113円を割れて返ってきたことで、本日は全体のリスク回避姿勢が鮮明となりました。

トランプ大統領のコミーFBI長官解任劇はたしかに前代未聞と言えますが、大きく市場を揺るがす材料とはなり難く、売り方にとっても材料不足感が否めません。

そんな中、本日は私もかねてより注目していたアバールデータ(6918)が決算発表で売られて値下がりランキング第1位にランクインしてしまったことがビックリでした。

個人投資家の掲示板でも様々な憶測が飛び交い、中には買い煽りや売り煽りその度に狼狽して株価が動くので必要以上に売りを誘ってしまったのかもしれません。

対照的に半導体関連で注目の内外テック(3374)やタツモ(6266)が高値を更新しているので明暗がくっきり分かれた形と言えます。

短期トレーダーなんかは同業種内での乗り換えも行った方もいるかもしれません。

3月〜4月にかけても米トランプ大統領のもたらす政治リスクでかき乱された記憶がフラッシュバックしたかもしれませんが、円高攻めも先物攻めもまだ一過性の範囲で収まると考えます。

リスク管理をしっかりとして勝負銘柄に対しては強気で臨んでいくと想定以上の利益が舞い込んでくるかもしれません。

今年は資産の高値を獲りにボラティリティの波に乗っていきましょう。


【 相 場 の 格 言 】
『好機逸すべからず』


それでは、明日に希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。


執筆:加藤あきら

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