本日もお取り組みお疲れ様でした。

投資家の懸念をよそに米国市場の強さが際立っています。

昨晩はウィーンでOPEC総会が開かれ、加盟国と非加盟国の主要産油国が減産を9か月延長で合意に至ったものの事前報道通りの内容で原油市場は3％近い急落となりました。

にもかかわらず、アルファベット（米：GOOGL）をはじめアマゾン（米：AMZN）、フェイスブック（米：FB）といったグローバル内需企業が株価を押し上げ、NASDAQは再び史上最高値を更新しています。

昨日のコラムでも24日のFOMC議事録について冒頭でふれましたが、その後ロイターの記事でFRBブレイナード理事が「世界経済は過去数年に比べて明るさを増している」と言及したことが取り上げられていました。

彼女は米国経済の先行きに対しては慎重と言われるハト派の象徴的存在で、FOMCにおける金融政策舵取りのなかでも利上げに消極的とみられていました。

マーケットは今、6月の利上げが意識される中でFOMCの経済見通しに非常に神経質になっており、米国経済の成長持続を確認する材料として強く意識するものと考えられます。

それと併せて、昨日恒例の「投資主体別売買動向」が発表されており、東証１部では海外投資家は7週連続で買い越し、そしてなんとずっと売り越しが続いていた個人投資家も買い越しに転じてきています。

日本株の上昇には懐疑的な見方も多いようですが、売りの主体で残るは投資信託でしょう。

となれば、売り物もいずれ無くなって上値を追いやすくなってくるので、来週以降の相場には期待がもてるかもしれません。

「セルインメイ」の週末も本日が最後ですので、週末に手仕舞い売りあるいは利益確定売りの出た銘柄は狙い目と言えるかもしれません。

そんな中で、先日私が監修しております【加藤会員銘柄】が目標の利益確定ポイントを突破してまいりました。

市場のテーマにも乗り、ここから控える材料にも大いに期待がもてる企業だと思います。

ご参加いただいた会員様とは二人三脚で今日を迎えられたことを大変感謝しています。

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この銘柄は押し目を積極的に買っていける銘柄としておすすめです。

私個人的にも上値追いが期待できるファンダメンタルを持っている会社だと思いますので、ご検討中の方はぜひ週明けから早速のご参加をお待ちしています。


【 相 場 の 格 言 】
『観察は小心、行動は大胆に』


それでは、明日に希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。


執筆：加藤あきら