まさにドラゴンボールの世界
毎週日曜9時ドラゴンボール超が放映されています。私はまさにドラゴンボール世代で、アカツキ(3932)が開発した「ドラゴンボールZドッカンバトル」ももちろんプレイ済みです。(笑)
ドラゴンボールの主人公孫悟空がライバルのフリーザと最終決戦を終えた後に、ヤードラット星人から伝授された「瞬間移動」という技に誰しもが憧れを持ったはずです。
瞬間的に物理移動が可能になったら、時間が有効に使えて、好きなところへひとっ飛びできるなんてスゴイですよね。
現在の技術を駆使して、それが可能になるとしたらいかがでしょうか。
昨日のイーロン・マスクが手掛けている事業で「ハイパーループ構想」というのがあるのはご存知でしょうか。
ハイパーループはマスク氏が2013年に発表したアイデアで、減圧されたチューブ内をポッド状の車両で高速移動するというシステムで、エネルギー効率がよく、自律的で、飛行機より速い次世代交通システムと言えます。
さらに、ドバイで進行するハイパーループ・ワンのプロジェクトはいくつかの遅れもありながら、2020年までに完全に機能するシステムを提供することが目標だと述べています。
つい最近では、そのハイパーループ構想に乗って、「ハイパーループ・ホテル」案も浮上しています。
もしどこかへ旅行するとなったら、飛行機や列車もしくはバスのチケットに加えて、ホテルを予約しなくてはいけませんよね。
しかし、ネバダ大学ラスベガス校の大学院生、ブランドン・シーブレヒト氏が、交通と宿泊が融合した新たな体験を提供する方法として、アメリカ国内の13都市にホテルを建て、それらを独自の交通システムでつなげる「ハイパーループ・ホテル(Hyperloop Hotel)」を考案したそうです。
13の大都市にホテルを建て、「ハイパーループ・システム」でそれらをつなげるというシーブレヒト氏の斬新なコンセプトが実現すれば、ほとんどの大都市で何かしらの移動用チケットを購入する必要なく、別の大都市に移動できることになります。
日本でもそんなことが実現するとなったら、政令指定都市20箇所がつながり、いつでも自由に行き来できるようになる日が来るかもしれません。
最先端技術を追い求めた結果として、暮らしが豊かになり、企業が利益をあげ、さらに新しい技術開発に突き進む企業を探していきたいですね。
【 相 場 の 格 言 】
『砂(いさご)長じて巌となる』
それでは、明日に希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
執筆:加藤あきら
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