日米で広がる恐怖指数格差
注目された朝方のメジャーSQ算出は19278.13円となりました。
昨晩はECB理事会があり、ユーロ高を懸念したインフレ期待が後退したことによってまたまた欧米債券利回りが上昇、結果円高となって返ってきました。
米国10年債利回りは2.04%にまたしても下抜けしました。
ただし、この日本の時間外で為替が大きく円高に振れていたにもかかわらず、日経先物は非常に底堅い動きとなっておりました。
それでいて本日のメジャーSQ算出値が19200円台、これは4月以来の水準です。
さらに4月の日経平均が大底を記録したのはSQ算出日の翌営業日です。
2017年を通してみた場合に、4月SQ、9月SQが押し目のポイントとなってくる可能性も十分に考えられるでしょう。
投資家の不安心理を示すVIX指数は11.55と低下しており、週末の北朝鮮建国記念日や、かの国に対する国連の制裁決議案のゆくえを考えても投資家の悲観が薄らいでいることを表しているでしょう。
米国ではハリケーン・ハービー、ハリケーン・イルマに続いてハリケーン・ホセも大型化して甚大な被害が想定される中、トランプ大統領と金正恩委員長の見栄の張り合いはまだ実害とはなっておらず、いつまでも付き合ってられないといったところではないでしょうか。
ただし、日本の日経VIは今週に入って先週末の15.17から17.21に上昇しているので、明らかに温度差があります。
来週の月曜日は「9.11」とあまり吉日とは言えませんが、転換日になることを期待しましょう。
昨日発表の投資部門別売買状況の最新版では、相変わらず海外勢が売り越しで、JASDAQ市場のみ買い越しの動きです。
個人投資家の動きで目立つのはマザーズ市場のみ買い越しです。
買いの主体に乏しい中で、海外勢は順張り、個人は逆張りの動きが鮮明となっていますね。
ここにきて6月・7月に高値を付けた銘柄は利益確定売りも一巡して、過熱感もとれてきていますのでそろそろ頃合いかと思います。
チノー(6850)なんかの幅広いテーマ材料を複合的に持ち合わせている企業はテーマ物色に引っかかってくるかもしれません。
あるいはボリンジャーバンドが収縮しきっている銘柄で材料が一発でると、大きな上放れの動きにつながってくるかと思います。
今週は北朝鮮の水爆実験などから市場が軟調スタートとなってしまいましたが、あすなろが最近公開している【アンストッパボー銘柄】などもフォローを参考にしていただくと爆益が狙えそうですね。
出直ってきたところでは日本スキー場開発(6040)もでしょうか。
そういった観点からみると、来週の13日公開予定の【クラウドビッグウェーブ銘柄】も良いタイミングでの船出となりそうです。
夏枯れ相場からしばらく様子見されていた方も週明けは試し買いくらいから動く準備を始めてみてください。
【 相 場 の 格 言 】
『金は危ない所にある』
それでは、明日に希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
執筆:加藤あきら
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