後半にかけて評価見直しが期待できる高成長株
2015年12月に東証二部上場。首都圏で分譲住宅、注文住宅やリフォームなど多角的な不動産事業を展開。規格型注文住宅はフランチャイズ展開も行っており、販促活動を強化。
1.高品質・低価格の住宅提供に注力しており、新規エリアも開拓で増加傾向にある。主力の分譲住宅事業が引き続き業績を牽引すると思われるが、注文住宅事業も受注増加を見込んでいる。元来、下期偏重の業績推移となりやすいことから一定の上振れ可能性を内包する。
2.今期は売上高・利益面ともに2ケタの増収増益を計画している中、8/10の1Q決算では苦しいスタートとなったことが確認されて投資家の嫌気売りを誘った。一方で、予想ベースのPERは8倍台と評価余地を多分に残しており、次回決算までに大きな売上計上などがあれば一気に上っ放れる可能性がありそう。
3.株価は決算発表後から出直りつつあり、足元では元の水準である2000円台を回復。テクニカル面では一目均衡表で三役好転しており動意間近といった状況と言えそうだ。当面の上値は2200円までと思われるが、今週の日銀金融政策決定会合で目される現状維持が決定すれば、事業環境の好調が続くとの見方から上値を窺う動きが出てきてもおかしくないだろう。
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