出直りトレンドで保ち合い上放れ観測
半導体・液晶製造装置、ビル総合管理、スタジオ・ホールの運営管理を展開。
1.半導体装置、自動車向けの技術者派遣とホテルやビル施設のメンテナンスを手がける。最近とくに話題となっている人手不足解消に取り組み、第2新卒採用やシニア技術者の活用を積極化。インバウンドの好影響をうけてホテルの運営人材に強い引き合いが出ている。
2.ホテル向けの人材派遣が増収源となっており、東京五輪に向けた新規開業の需要増加が追い風となっている模様。加えて、半導体装置分野では人材不足が深刻なほどに需要が急速に増加しており、利益面には大きな寄与が見込まれる。今後は利益率の改善が期待される中で研修費用の増加が課題となる。
3.株価は下値切り上げの展開が続き、過去に節目として意識されてきた700円が目前に迫ってきた。中長期的には三角保ち合いを形成し、この上値ラインを上抜けるようであれば今年2月の高値を更新してくるだろう。財務面は良好で、今後は余剰資金を資本政策にも活かすなど追加材料発表にも期待がかかる。
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