-株のバーゲンセール突入!!逆行高株を狙え!!-
昨日はNYダウが大幅続落となりました。
一時1600ドルに迫るほどの暴落を見せました。最終的には1175ドル安で引けています。
昨日の日本の株式市場の下落や、
米国の政策金利引き上げを嫌気した売りが、さらなる売りを呼ぶ展開となっていると見られます。
個人投資家の逆張りも入っていると思われますが、現状では売り圧力が強く反発の見通しがつかない状況と言えます。
CME日経先物は1000円を超える下げとなっており、不安心理を煽られた個人投資家の売りが降ってくる可能性があります。後場は逆張り狙いの買いが入るものと見られます。
実体経済はなにも変わっていないので、やや過剰反応気味と言えるでしょう。
また米国債長期利回りもやや低下しているにも関わらずの続落ですから、
単に利益確定の売りと想定できます。
ただ調整幅で申しますと、日経平均では昨年の10月頃の水準に戻っただけですのでこれまでの上昇幅が大きかったためにボラティリティも増加しているものと見られます。
このような状況では、メンタル的に苦しい展開となります。
昨日の日本の株式市場では前場で個人投資家の投げ売りが見られるシーンが相次いで見られました。
しかし後場になると買われるシーンも見られました。心理的にどこまで、耐えられるかが焦点になります。
メンタル的に苦しい展開ですが、ブレグジットの時を思い出してください。日本経済の強さは変わらず目先の暴落で売った人だけが損しました。
引き続き目先の暴落ではなく、実体経済をしっかり見つめていきましょう。
さて本日も決算発表を控えている企業がたくさんありますね。
さて225銘柄では、
住友化学(4005)に注目。
昨年中頃からの原油価格の上昇を受けて、インフレ期待が高まっている中で、総合化学大手の同社の業績に大きく寄与する可能性があります。先に発表を終えている三井化学(4183)が好調ですし、同社も好調に推移してくるものと見ています。
SUMCO(3436)もチェックしておきたい所です。
不動産セクターでは、
東急不動産ホールディングス(3289)が注目です。
過去のコラムのでお伝えしたような、駅前の再開発など現在建設真っ只中ですので不動産、建設関連はもうしばらく好調は続くものと見られます。
住友不動産(8830)なども今後決算発表を控えていますので、同セクターの1つの物差しとしてチェックしておきたいところです。
その他小型どころでは、ナラサキ産業(8085)に注目。
同社は北海道を中心に事業を展開。レーザー加工機や建設資材の分野が好調。通期予想でも、2014年頃の水準まで戻すと見られますので、昨今の日本経済の好調を考えると同社もしっかり業績を伸ばしてくるものと見られます。
テクニカル面でも、上昇トレンドですのでここ数日の下げ相場では買い向かうのであれば、こういった銘柄がいいかもしれません。
あくまでも業績が好調であれば、売られすぎた株は買われてきます。
本日は個人投資家の投げ売りを眺めて、買い向かいたい株とポジションを外す株を見極めていきたいところです。
まずは冷静に落ち着きましょう。
もしご不安であれば、いつでも弊社のアナリストまでご連絡くださいませ。
それでは、本日も皆さんおきばりやす〜。
執筆 だいもんじ恭平
■これ重要やでっ!!
┗━━━━━━━━━
【為替】
ドル/円 再び109円台突入で苦しい展開。
【株式】
NYダウ暴落の影響で全面安となりそう。投げ売りは避けたい。
【本日紹介した銘柄】
住友化学(4005)
東急不動産ホールディングス(3289)
ナラサキ産業(8085)
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