【世界のミュージシャン年収ランキング】
＊参照元Forbes
2016年6月1日〜2017年6月1日の税引き前収入、エージェントやマネジャー、弁護士の費用を差し引く前の金額


1位　ディディ／1億3000万ドル
2位　ビヨンセ／1億500万ドル
3位　ドレイク／9400万ドル
4位　ザ・ウィークエンド／9200万ドル
5位　コールドプレイ／8800万ドル
6位　ガンズ・アンド・ローゼズ／8400万ドル
7位　ジャスティン・ビーバー／8350万ドル
8位　ブルース・スプリングスティーン／7500万ドル
9位　アデル／6900万ドル
10位　メタリカ／6650万ドル


誰もが知っている人気者
まだ活躍してたんだ的な重鎮
誰ですか？という若手
などなど多様な顔ぶれです。
これは日本に入ってきてる情報が
いかに正確ではないかの証明でもありますね。

例えば

コールドプレイは「Viva La Vida」の一発屋。
B・スプリングスティーンは過去の人。
ザ・ウィークエンドは「だれですか？」
メタリカは「まだやってたの？」
ジャスティンはお騒がせしてるだけで仕事してないのでは？

これが多くの日本人の正直な感想だと思います。
実際は現役で大活躍してたり、印税収入が桁外れだったり
ビジネスで大成功してたり、興行収入が2億ドルを超えてたりと
バリバリ第一戦の主役たちで且つ
とても夢のある職業だと分かります。

以降も同じような現象が起きてます。

11位　ガース・ブルックス／6000万ドル
11位　エルトン・ジョン／6000万ドル
13位　ポール・マッカートニー／5400万ドル
13位　レッド・ホット・チリ・ペッパーズ／5400万ドル
15位　ジミー・バフェット／5050万ドル
16位　カルヴィン・ハリス／4850万ドル
17位　テイラー・スウィフト／4400万ドル
18位　ケニー・チェズニー／4250万ドル
19位　ルーク・ブライアン／4200万ドル
19位　セリーヌ・ディオン／4200万ドル
19位　ジェイ・Z／4200万ドル
22位　ティエスト／3900万ドル
22位　ブルーノ・マーズ／3900万ドル
24位　ザ・チェインスモーカーズ／3800万ドル
24位　ジェニファー・ロペス／3800万ドル

いずれにしても「桁違い」ですね。
しかも「年収」なんですよね。
これはこれは素晴らしい。

ちなみに日本ではなかなか食べるのが難しい【DJ】も
世界では確固たる地位を確立しており
16位のカルヴィン・ハリスや
22位のティエストをはじめ
24位以下にはDavid GuettaやAfrojackなど
1000万ドル超えのプレイヤーが散見されます。
ちなみに知人のDJは六本木の有名クラブのレジデントになるまで
インディーズアーティストのバックDJを梯子したり
クラブDJを梯子したりしながら極貧の中で頑張ってました。
今ではCM音楽を手掛けたりと活躍してますが
海外DJのような地位はもちろん確立されていません。
才有る漢なんですが・・・

これも、前回PSでふれたように
奥ゆかしい日本人の気質なのでしょうか？
こういった職業が派手に稼ぐことに
何か抵抗を感じているように思います。

「好きでやってることなんだから・・・」

この言葉をよく聞きます。
好きでやってることで儲けちゃダメなんでしょうか？（笑）
そう、奥ゆかしいのです。
仕事とは、
好きなこととは程遠いところにあり
つらく、厳しい環境の中で煮え湯を飲みながらも
切磋琢磨しながら結果を出してなんぼ。
のような雰囲気があります。
少しづつ変わってますけども・・・

確かにどの考え方にも
それだ！感と
じゃない！感があって
一つの価値観に絞ることはできませんが
何か少しづつ変わって欲しいと思っています。
日本生まれ日本育ちの私は
とても心地よく暮らせてはいますが
あらゆる分野で他国にリードされていくのを
だまって見てるのはつらいわけで。

今日は音楽業界を引き合いに出して書いてますが
どのセクターでも言えることなんだと思います。
そして九通して必要なのは間違いなく

≪イノベーション≫

これはたとえ話ですが

ロボット自動掃除機が上陸したときに
日本企業が予想してなかった
・掃除が嫌いな層
・物理的にできなくて必要だった層
の掘り起こしに成功した外資企業を見て
日本企業がまずやったことを思いだしましょう。

「隅が正確に掃除出来るロボット自動掃除機の開発」

分かるんです。
はい。
分かるんですよ。
○型では隅の掃除がゆき届かない可能性がありますね。
分かるんですが・・・

何が言いたいかというと
結局は「ロボット掃除機の枠の中」での発想なんですね。
「新たな層を掘り起こす何か」ではない時点で手のひらのお話なわけで。

日本人の生真面目さ、奥ゆかしさと
発想力の無さを同時に表現するときに伝わりやすい例えです。

日本がイノベーター民族になれないのは
長らく奥底に根付いてきた
≪儲ける事に対する嫌悪感のようなもの≫
が根底にあるような気がしていて
制服の話も音楽業界の話も掃除機の話も
どこかで同じ話というか
背景には同じものがあると思うんです。


そんな中、
株式投資の世界で働いていると
あすなろ民の皆様筆頭に
投資家達は純粋に≪儲けを追求≫していて
そこから逆算で行動できる方々です。
つまり、とても肌が合います♪
毎営業日ドラマがあって
喜怒哀楽が凄まじいスピードで回転してます。
ひょっとすると
投資家こそイノベーターなのかも。

≪モノ言う株主≫も賛否両論ありますが
米国ではスタンダードで、成功した例がいくつもあります。
グーグルなんかも最初はそうだったと聞きますね。
そう考えると日本の未来もまだまだ伸びしろだらけ。
楽しみですね♪



最後までお読みいただきありがとうございました。



執筆　大石　恭嗣




PS:バレンタインデー

接待明けの2月14日
出社したらサプライズが！！



むくんでいる＆パソコン用の眼鏡で失礼いたします。


こんな金塊チョコがあるんですね！
山積みの努力も垣間見えて嬉しさ2倍！
昨年の誕生日といい
バレンタインといい
サプライズが好きな社風が根付いてきました。
これは間違いなく
あすなろ民の皆様へのサプライズへと繋がることでしょう♪

ということで嬉しさ3倍の今
銘柄をピック。


伯東（7433）
昨年、入会特典銘柄としてご紹介したこともある銘柄。
派手な値動きはありませんが、緩やかな右肩で上昇してくれました。
最近のぶん投げ祭りに巻き込まれて下げてます。
2/13発表の3Q決算、悪くなかったですが
上方修正を期待していたのか売り込まれました。
進捗90%で迎える通期決算では何かおみやげつくかも？ということで注目。




それでは今週もよろしくどうぞ！


【本日紹介した銘柄】
伯東（7433）