おはようございます。

あすなろ投資顧問
大文字（だいもんじ）恭平でございます。

まずは、昨日のNY市場の動向からです。

ダウ指数　　　+182.33ドル　　　24,542.54ドル　　　（5/9 終値）
NASDAQ指数　　+73.003ポイント　7,339.905イント　 （5/9 終値）
S&P500　　　　+25.87ポイント　 2,697.79ポイント　（5/9 終値）

昨日の欧州主要指数は続伸。新興国は高安まちまちも比較的堅調。NY市場はダウ平均株価が続伸。米国のイラン核合意の離脱を受けて上昇した原油高も株高を後押ししたようです。原油高を受けて、個別銘柄ではGeneral Electric（GE）やExxonMobil（XOM）、Chevron（CVX）なども買われました。

その他FAANG銘柄も強い展開となっています。Apple（AAPL）は新高値を更新。Netflix（NFLX）、Amazon（AMZN）も新高値射程圏内。Facebook（FB）もここへ来て買われる展開となっています。ぐずつく景気敏感株を横目に、米株式市場を牽引していると言えそうです。

為替ドル/円は、109円70銭付近で推移。比較的底堅い展開と見られ、足元では、110円がやや上値が重たい印象ですが、米10年債利回りの上昇を受けて円売りドル買いの傾向は強まる可能性があります。下値の目処は昨日お伝えしたとおり、107円台程度と想定しても良いのではないでしょうか。

NY市場は小じっかりの展開でしたが、直近の日本の株式市場の動きを見ていると既に織り込まれていると見られます。ですので、本日はそれほど大きく上昇しないと見ます。しかし、指数が軟調であればあるほど業績発表した銘柄や材料を発表している銘柄に資金が集まりやすい傾向は強まるでしょう。

昨日は場中にトヨタ自動車（7203）が業績発表。来期の業績はやや落ち込む見通しを発表しましたが、コンセンサスを上回る内容に市場は好感視したようです。3％を超える上昇となりました。26週線をしっかり上抜けて来たことで徐々に回復の兆しが見えてきました。想定レート105円の設定ですので、このまま円安が継続した場合、大きく上昇する可能性もあります。1つの指標としても良いでしょう。

その他にも小型株ではテリロジー（3356）が再び動意づいていますね。8日に発表した業績修正で、経常利益が大幅に拡大する見通し。これが材料視されて大きく買われています。同社は情報セキュリティ関連の銘柄で、私が2018年注目しているジャンルでもあります。このようなテーマ性のある銘柄に関しては多少リスクを背負っても仕込んでみても良いのでは無いでしょうか。

連日お伝えしておりますが、指数が軟調な動きを示したとしてもこれまで注目されていなかった銘柄に資金が向かう流れも見られます。まずはポジションを積極的に取っていくことが2018年相場を攻略する上で重要になるでしょう。

そのような状況を先読みして銘柄を仕込んで行きたい方には、現在【ファーストブラッド銘柄】を開催しております。ぜひともご参加下さいませ！

それでは皆様、本日もおきばりやす〜

執筆　だいもんじ恭平


■これ重要やでっ！！
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【為替】
米10年債利回りの上昇を受け、円売り加速か。110円付近を一気にブレイクすると大きく円安に進む可能性。

【株式】
これまで牽引してきた銘柄から、新たなテーマへ資金シフト。飛びつき買いに注意。

【経済指標】
米・消費者物価指数　21：30
米・新規失業保険申請件数　21：30

【紹介した銘柄】
テリロジー（3356）