株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2018-05-13 09:00:00

大文字恭平の相場勘所

-(再)ゼロサムゲーム-

お休みの所失礼いたします。

あすなろ投資顧問
大文字(だいもんじ)恭平でございます。

日々コラムで「高値掴みに注意しましょう」とお伝えさせているのですが、
それでもやはり高値づかみによる相談をお受けします。株式投資で一番最初にやってくる壁かもしれません。


株はゼロサムゲームです。


椅子取りゲームと同じで、勝てる人の枠は限られています。


全員が利益を取ることは出来ません。


そんな中で、【みんなと同じ立ち回り】をしていては勝てるはずが無いと私は考えています。
もしくはたまたま勝てることはあっても、《その投資法は長くは続かない》でしょう。


そして《市場》という膨大な相手によって【投資判断】が狂わされてしまうのです。


まず、大切なのは【有利なポジション】にあるのか?それとも【不利なポジション】にあるのか?


です。


と言いますのも、人はリスクを取る際に【余裕があるか】【余裕がないか】で大きく判断が変わってくると思うのです。


1、余裕があれば【攻めの投資】が出来ます。
2、余裕がなければ【攻めの投資】が出来ません。


つまり、株価が上がってみんながほしいと言う安心感を得てから買い始めるのが後者【2】の心理状態。
株価が下がって不安な局面で勝負できるのは前者【1】の心理状態と私は思っています。


その他、
「株価が動かない」と言ったご相談も多く寄せられます。


動かない株にも大きく分けて2パターンあると私は考えていています。


【1、大枠で見て上昇している銘柄が目先動かない】と
【2、大枠で見て下降している銘柄が目先動かない】とでは、持っていて心理的に大きく異なります。


株価が大きく上昇する際に利益をつかもうと思えば、「株を保有していなければなりません。」


そうなると持ち続けるのであれば【大枠で見て上昇していて動いていない銘柄】の方が心理的に楽なのは間違いないでしょう。


しかし株は「こうやったら勝てる」と言う決まりはなく、
参加している投資家の動きを読むことも非常に重要になります。


株価だけを見て勝つのは至難の技です。
株式投資は株価と戦うのでは無く、投資家と戦っているのです。


例えば、
イス取りゲームでは、イスとは戦いません。イスを見つめていても勝てません。
イスを取り合う参加者を見なければなりません。


「あの人はあのイスを狙うだろうな・・・」


という心理戦を株式市場の中でも行わなければならないわけです。


私を含めた個人投資家はこの心理戦に勝てないと利益獲得は難しいと考えています。
(※人それぞれ得意手法は異なりますので、断定できるものではございません。)


ですので、株式を保有される際はまず株価以外のところも意識して見ていく必要があると思います。
あとは一気に儲けようと焦らないことも重要ですね。思わぬ下落に巻き込まれることもありますので。


本日も自論全開のコラムでした。


もちろん、必ずしも私の推奨するお取り組み方法が皆様にマッチするとは限りません。
ただ、株式投資が初めての方やどうしても高値づかみしてしまうと言った方へ、少しでも参考になれば幸いです。


もし上記のように投資判断に迷われた場合は、いつでもあすなろにお問い合わせください。そのような問題の解決に近づくヒントが得られるかもしれません。


最後までお読みくださり、ありがとうございます。

それでは、よい週末を〜。

執筆 だいもんじ恭平


■これ重要やでっ!!
┗━━━━━━━━━
極端な話、投資家の心理さえ読めれば勝てる。

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