株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2018-05-14 17:00:00

加藤あきらの投資戦略室

いま再びのスタートラインに

本日のお取り組みもお疲れ様でした。

先週末から続伸となった日経平均はようやく23000円を視界に捉えて回復色を鮮明にしてきました。

全体としてみれば売り方の買い戻しもあったかと思われますが、個別株は決算反応で高安まちまちの値動きです。

お昼の確認では意外にも値上がり銘柄数と値下がり銘柄数では値上がり銘柄数の方が若干多かったくらいでした。

ハーモニック・ドライブ(6324)の決算ですら売られてしまうのが現在の市場ですから、引き続き決算プレイはほどほどにしておきましょう。

今回の決算は中身がいくら良くても売り反応する銘柄が非常に多い印象です。

2018年3月期があまりに良すぎて、そこから今期が小幅に増益や減益程度であったとしても売られています。

ただ決算反応が売りだったからといって今後も株価が低迷するとは限らないのが株の世界です。

当然、発表直後の反応が悪くとも見直される可能性はありますし、それこそ小幅な増益・減益であったとしても好調持続が確認できるだけでも買いでよいのではないかと思っています。

それだけ市場参加者の手が止まっているのが今の相場だからです。

決算シーズンの動きも決算シーズン通過後の動きも毎回一緒とは限りません。

とくに今回は2月の市場ショック後から冴えない相場展開が長引いてきたとあって、トレードチャンスに恵まれる機会は多くなるかもしれません。

繰り返しお伝えしてきたことですが、決算シーズンを過ぎると決算材料は無くなり、真に強い銘柄が頭角を現してくるはずです。もちろん業績良好な株の見直し買いの動きもさらに加速してくると考えられます。

しつこいくらいまでに売りが続いてきたビリングシステム(3623)などが本日一気に見直し買いを呼び込みました。1Q決算の発表を織り込みにいっていると思われますが、実際に出された実績値は驚異的です。

日本企業は通期計画を保守的に立ててますので、同様のケースがこれから増えてくるのが今期の特徴かもしれません。


【 人 生 の 格 言 】
『 ビジネスの世界では、一つか二つの変数を馬鹿馬鹿しいほど最大化したり最小化することが勝利をもたらすことがある。 』(バークシャー・ハサウェイ副会長 チャーリー・マンガー)

それでは、明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。

【本日紹介した銘柄】
ハーモニック・ドライブ(6324)
ビリングシステム(3623)


執筆:加藤あきら

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